本白根コースに合流すると、急にすれちがう人が増えて、少し安心しました。
あんまり混みすぎている山というのも嫌ですが、全く人の気配のない登山道というのも気持ち悪いもんですね。
まもなく現れる鏡池。
池の畔まで道があるので、行けば行けたんですが、時間がないので素通りしました。
毎度お恥ずかしい話ですが、なんせスタートしたのが正午を過ぎていたもので。
いったい何をしに行ったのやら。
というか、相変わらず山をナメてる。
それでも天気は全く崩れることがなく、本白根の神様って、ほんとに優しいと思います。
時間が遅いため、山頂に人がいない。
今回も富士山こそ見えませんが、四度目の登頂にかかわらず、全て天気は晴れでした。
咲き乱れるコマクサ。
誰もいない山頂。
何だか団体行動で一人約束の時間に大幅に遅れて、みんなに帰られてしまったような気分になる。
来た道を振り返る。
横手山方面。
飛行機雲。
山頂で、おにぎりを食べて、すぐに下山しました。
いくらなんでも暗くなる前には車に戻りたいので。
振り返ってもう一度山頂を見る。
夕方近くになると、また赴きのちがう富貴原の池。
鴨が泳いでいますが、魚がいるんでしょうか。
一言で言うと、滑落の危険はほとんどないのですが、転倒の危険はそこそこありそうなコースでした。
特に注意が必要なのが、二点。
殺生河原からちょっと登ったあたりに何度も続く、2メートル前後の岩登りは、体力的にもキツかったし、油断すると滑り落ちたりしかねないと思いました。
また、そこから少し登ったあたりに、熊笹が茂った道がしばらく続くんですが。
その笹の根が曲者で、決して大げさではなく10歩に一度くらいの割合で足を引っ掛けられました。
特に下山時に歩行のスピードが上がっている時など、何度かヒヤッとしました。
あんまり混みすぎている山というのも嫌ですが、全く人の気配のない登山道というのも気持ち悪いもんですね。
まもなく現れる鏡池。
池の畔まで道があるので、行けば行けたんですが、時間がないので素通りしました。
毎度お恥ずかしい話ですが、なんせスタートしたのが正午を過ぎていたもので。
いったい何をしに行ったのやら。
というか、相変わらず山をナメてる。
それでも天気は全く崩れることがなく、本白根の神様って、ほんとに優しいと思います。
時間が遅いため、山頂に人がいない。
今回も富士山こそ見えませんが、四度目の登頂にかかわらず、全て天気は晴れでした。
咲き乱れるコマクサ。
誰もいない山頂。
何だか団体行動で一人約束の時間に大幅に遅れて、みんなに帰られてしまったような気分になる。
来た道を振り返る。
横手山方面。
飛行機雲。
山頂で、おにぎりを食べて、すぐに下山しました。
いくらなんでも暗くなる前には車に戻りたいので。
振り返ってもう一度山頂を見る。
夕方近くになると、また赴きのちがう富貴原の池。
鴨が泳いでいますが、魚がいるんでしょうか。
一言で言うと、滑落の危険はほとんどないのですが、転倒の危険はそこそこありそうなコースでした。
特に注意が必要なのが、二点。
殺生河原からちょっと登ったあたりに何度も続く、2メートル前後の岩登りは、体力的にもキツかったし、油断すると滑り落ちたりしかねないと思いました。
また、そこから少し登ったあたりに、熊笹が茂った道がしばらく続くんですが。
その笹の根が曲者で、決して大げさではなく10歩に一度くらいの割合で足を引っ掛けられました。
特に下山時に歩行のスピードが上がっている時など、何度かヒヤッとしました。
2013年7月21日。
スタート地点(ロープウエイ山麓駅)から本白根コースとの合流地点まで2.8キロ。
合流地点から山頂まで1.4キロ。
本白根山には去年三回登ったことは前にも書きましたが。
それも三度とも本白根コースを右から入って登って、帰りも同じ道を下ってくるコースどりだったので、たまには反対側の鏡池の方も登ってみようか、ということになり。
だったら、もうちょっと欲張って、もっと下から登ってみようか、ということで今回のコースを選んでみました。
ロープウエイ山麓駅。
国道292号線を車に気をつけながら2~3分登ると、登山道入り口があり、入るとすぐに殺生河原が見えてくる。
ここは有毒ガスが危険なため、立ち止まらずに通過するようにと、ガイドブックにもかいてありますので、急いで通り過ぎてみました。
写真も立ち止まらず歩きながら撮影。
殺生河原を過ぎると、道はこんな感じになる。
振り返って見た殺生河原。
この直後、登山道は森林地帯に入って行き、小さいですが険しいアップダウンを繰り返します。
本白根コースのような整備されたハイキングコースとは違い、正直足元は悪かったです。
道がほとんどなくなっているような所もあって、映画「もののけ姫」の森みたいな自然むき出しの感じでした。
また、前半、人の気配が全くなくて、熊も怖かったです。
この写真で見るより、急だったし、意外と高低差もあった。
スタート直後のこの悪路には、少なからず面食らいまして、特に前半は実際の距離よりもずっと長い感じに思えました。
薄暗い森林が急に開け、今日の目的地の山頂が見える。
山頂に目を奪われていると、すぐ横に前半のメインである富貴原の池が、突如姿を現わす。
ここまで出会った人はゼロ。
そして登山道は再び森林に入るのですが。
ここからは坂の勾配はかなりなだらかになり、また、高度が上がったせいか、森林の薄暗い感じはうすれ、鼻歌気分で歩ける道になります。
ただし、熊笹の根っこがひどくて、何度も足を引っ掛けて転びそうになりました。
時々木の間から、湯釜方面の尾根が見える。
滑落の危険というほどではないですが、一箇所だけ、この写真の右側がちょっと切り立っていて、転ぶとそのまま転げ落ちそうでした。
合流地点の直前くらいになって、向こうから下りの20人くらいのグループが歩いて来まして、やっと初めて人に会いました。
中高年の人たちでしたが、草津の町から万代鉱コースを歩いて登って来たそうです。
この日19キロも歩く予定だそうで、すごい健脚ぶりですね。
やっと合流地点に到着。
つづく
スタート地点(ロープウエイ山麓駅)から本白根コースとの合流地点まで2.8キロ。
合流地点から山頂まで1.4キロ。
本白根山には去年三回登ったことは前にも書きましたが。
それも三度とも本白根コースを右から入って登って、帰りも同じ道を下ってくるコースどりだったので、たまには反対側の鏡池の方も登ってみようか、ということになり。
だったら、もうちょっと欲張って、もっと下から登ってみようか、ということで今回のコースを選んでみました。
ロープウエイ山麓駅。
国道292号線を車に気をつけながら2~3分登ると、登山道入り口があり、入るとすぐに殺生河原が見えてくる。
ここは有毒ガスが危険なため、立ち止まらずに通過するようにと、ガイドブックにもかいてありますので、急いで通り過ぎてみました。
写真も立ち止まらず歩きながら撮影。
殺生河原を過ぎると、道はこんな感じになる。
振り返って見た殺生河原。
この直後、登山道は森林地帯に入って行き、小さいですが険しいアップダウンを繰り返します。
本白根コースのような整備されたハイキングコースとは違い、正直足元は悪かったです。
道がほとんどなくなっているような所もあって、映画「もののけ姫」の森みたいな自然むき出しの感じでした。
また、前半、人の気配が全くなくて、熊も怖かったです。
この写真で見るより、急だったし、意外と高低差もあった。
スタート直後のこの悪路には、少なからず面食らいまして、特に前半は実際の距離よりもずっと長い感じに思えました。
薄暗い森林が急に開け、今日の目的地の山頂が見える。
山頂に目を奪われていると、すぐ横に前半のメインである富貴原の池が、突如姿を現わす。
ここまで出会った人はゼロ。
そして登山道は再び森林に入るのですが。
ここからは坂の勾配はかなりなだらかになり、また、高度が上がったせいか、森林の薄暗い感じはうすれ、鼻歌気分で歩ける道になります。
ただし、熊笹の根っこがひどくて、何度も足を引っ掛けて転びそうになりました。
時々木の間から、湯釜方面の尾根が見える。
滑落の危険というほどではないですが、一箇所だけ、この写真の右側がちょっと切り立っていて、転ぶとそのまま転げ落ちそうでした。
合流地点の直前くらいになって、向こうから下りの20人くらいのグループが歩いて来まして、やっと初めて人に会いました。
中高年の人たちでしたが、草津の町から万代鉱コースを歩いて登って来たそうです。
この日19キロも歩く予定だそうで、すごい健脚ぶりですね。
やっと合流地点に到着。
つづく
裏志賀山の山頂は神社がありましたが、その写真は撮っていません。
代わりに山頂から見える、四十八池。
大沼池も見える。
ここが次の目的地。
裏志賀山からの下りは、思ったより急で、足元も土がむき出しになっていて滑りやすく、ちょっと危ない感じがしました。
坂に沿ってロープが張ってあるので、それにつかまりながら下りましたが、土がぬかっている時などは道を代えた方がいいかもしれません。
振り返って見た裏志賀山。
また、このあたりから大沼池に至る道のりが、意外としんどかったのも印象的でした。
すでに二千メートル級の山を二つ越えた我々は、「ふふん、後はフツーのハイキングだろ」なんてタカをくくっていましたが、最後の大沼池までの急坂は山一つ分くらいの高低差があるといっても大げさではなかったと思います。
予想に反してやっとの思いで到着した大沼池。
真ん中へんに赤い鳥居がある。
見えないかな。
近づくとこんな感じ。
遊歩道を引き返すと、また鳥居が見えてきた。
そして本日の最終目的地、四十八池に到着。
この時、遠くで雷が鳴り出して、にわか雨が降ってきたもんで、全然ゆっくり見ているひまがなかったのが残念です。
くやしまぎれに振り返る。
このコースの特徴は、体力に合わせていろんなレベルのパターンを計画できるのが長所だと思います。
特に四十八池までの往復だけでしたら、それほど急な坂も難所もなく、お手軽なハイキングとして楽しめるかと思います。
ただし、四十八池から大沼池までは、体力的には山一つ登るくらいの覚悟が要るかと思います。
この日の私たちも、三つくらい山に登ったような気分でした。
最後に大団円のかっこつけ写真。
代わりに山頂から見える、四十八池。
大沼池も見える。
ここが次の目的地。
裏志賀山からの下りは、思ったより急で、足元も土がむき出しになっていて滑りやすく、ちょっと危ない感じがしました。
坂に沿ってロープが張ってあるので、それにつかまりながら下りましたが、土がぬかっている時などは道を代えた方がいいかもしれません。
振り返って見た裏志賀山。
また、このあたりから大沼池に至る道のりが、意外としんどかったのも印象的でした。
すでに二千メートル級の山を二つ越えた我々は、「ふふん、後はフツーのハイキングだろ」なんてタカをくくっていましたが、最後の大沼池までの急坂は山一つ分くらいの高低差があるといっても大げさではなかったと思います。
予想に反してやっとの思いで到着した大沼池。
真ん中へんに赤い鳥居がある。
見えないかな。
近づくとこんな感じ。
遊歩道を引き返すと、また鳥居が見えてきた。
そして本日の最終目的地、四十八池に到着。
この時、遠くで雷が鳴り出して、にわか雨が降ってきたもんで、全然ゆっくり見ているひまがなかったのが残念です。
くやしまぎれに振り返る。
このコースの特徴は、体力に合わせていろんなレベルのパターンを計画できるのが長所だと思います。
特に四十八池までの往復だけでしたら、それほど急な坂も難所もなく、お手軽なハイキングとして楽しめるかと思います。
ただし、四十八池から大沼池までは、体力的には山一つ登るくらいの覚悟が要るかと思います。
この日の私たちも、三つくらい山に登ったような気分でした。
最後に大団円のかっこつけ写真。