トルコの国旗は、赤地に白の三日月と五芒星を配した旗。「新月旗」及び「月星章旗」(トルコ語: Ay Yıldız)と呼ばれる。もともとはオスマン帝国の国旗と同じデザインで、複雑な起源を持つ。現在この三日月と星の組み合わせはイスラム教のシンボルとされるが、小アジアではイスラム教の普及以前から使用されていたとされる。初めは単純に緑地に三日月のデザインだったが、1793年スルタン・セリム3世が赤地に変更した。1844年に星が追加された。この赤地の旗はトルコ革命でも重要なシンボルとなった。
この三日月と星のシンボルは、その後オスマン帝国の旧領土、イスラム教またはトルコに関連する国の国旗などで多く見られる。
トルコの国章としてトルコ政府が正式に決定した紋章は存在しない。ただしトルコ政府は様々な場面で、イスラム教国で広く使われる三日月と星(トルコの国旗と同じもの)のエンブレムを使用している。その中にはシンプルに三日月と星を組み合わせたものや、赤い楕円形の中に上向きの三日月と星をあしらいトルコの正式国名(Türkiye Cumhuriyeti, 「トルコ共和国」)で囲んだものがある。
オスマン帝国は1876年、オスマン帝国憲法の制定と同時に西洋の紋章学的記述に基づいた国章を定めているが、トルコ革命の結果1922年にオスマン帝国が倒されて以後、トルコには国の紋章(コート・オブ・アームズ)はなくなった。1925年に当時の教育省(Maarif Vekili, 現在のEğitim Bakanlığı)は国章選定のためのコンペティションを開催し、画家ナムク・イスマイル・ベイ(Namık İsmail Bey)の案が優勝した。この案は赤い盾の中に白でテュルクの民の象徴である狼(アセナを参照)を描き、その上方に白で上向きの三日月と星を配したものであった。しかしこの紋章が正式な国章として認可されることはなかった。
出典: フリー百科事典 『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ピアノの上の壁の金色は見事ですね。
ありがとうございます。
結構、難儀した図案でした。
しっかり仕上がりにミスが見付かっています(笑)