ハプスブルク、やはり見ておかなくっちゃ・と、京都まで出かけた。
でもさすがに混雑は半端ではなく、常設展が工事中だったし(見事に何にもなくなってる) 入場制限で待たされ、入室したら人の壁で見たいものが見られない。欲求不満は残ったままです。
絵画よりも工芸品の方が好みだったので、肖像画をチラ見だけでも充分堪能した。工芸品、とくにラピスラズリの鉢や、一見ガラスかと思いきや、水晶を削った水差しにため息ばかり。象嵌細工の肖像画には目を見張りました。
一番のいらだちは、画帖をまともに見られなかったこと。
明治天皇が皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に友好のしるしとして贈った画帖(当時の絵師による日本の風景や暮らしを描いた100点の絵画が綴じられたもの)は、やはりこの上なく美しい。
そして改めて思います、やはり日本の美が格段上だと、身贔屓(愛国心)だろうか。ひと肌で身近に感じられると言った方がいいだろうか。イタリア絵画、スペイン絵画、知識がないせいもあって、正直って感動はなかった。
それでというわけではないが、フラストレーションは河原町に向かって消化した。骨董品巡りだ。
そして、初めての鼻煙壺(20世紀もの)を入手(否、同行者に買ってもらった)高さ6.5センチ。掌に収まるかわいい壺です。
ハプスブルクで得られなかったものが清朝ガラスで胸をなでおろした。
骨董品は色々と気になります。
とりあえず水拭きしたら、見違えるように綺麗な黄色が現れた。
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私もそう思います。色使い、繊細さは素晴しいものですね。
洋画も勿論いいですが・・^^;;
骨董品綺麗ですね~。骨董品を買う勇気がまだありません。勿論、お値段もさながら、色々と・・。
でもどんな時代を過ごし、どんな人間模様をみてきたのかなぁ~って想像が膨らみますよね。
ガラス? それとも陶器?
蓋の色もきれいです。
イエローコレクションがまた充実しましたね!
CROKOさんのために作られたみたいです!
新年(旧正月)のお飾りにもぴったり!
幸運が詰まっているみたいです
記念の1個目に相応しい色ですね。
昔の職人は、モーターもない時代にどういう方法でガラスを削ったのか、不思議ですよね。。
baraさま
骨董品、お値段はたいしたことがなかったんです。
どんな経緯で京都にたどり着いたのか、美しい姫が使っていたらいいのだけど、中国の悪徳宦官なんかが持っていたとしたら、なんだか嫌だなあと思うので、磨きながら声をかけました。
ようこそCROKOん家へ~
今までのことは忘れて、楽しく暮らそうね。
yangjaさま
陶器に見えますが、ガラスなんです。
清朝ガラスのあのこっくりした、厚ぼったい被せガラスです。
コレクションに重みが出ましたね。
ななさま
旧正月のお祝、幸運の塊ですね。
蓋が壊れているのがネックですが
もし蓋が開いたら、何かが出てきそうで怖いから、良いんです。
kuroihitomiさま
鼻煙壺コレクション・・・夢ですね。
ガラスだけの鼻煙壺コレクション、夢ですね。
kuroihitomiさんが作ってくれたら、全部買いますよ。 3か月に1個ずつくらいで・・
そうそう、どう削ったのか不思議です。
透明感のないガラス、どんな風に作ったのか、不思議です。
あまりに人が多くてよく見えなくて、貴族になりそこなった気分だったのでしょうか。
鼻煙壺。以前に中之島の東洋陶磁美術館でその展覧会を観たことがありますが、その鼻煙壺というものがどういうものなのかよく分からず戸惑ったことがあります。実にさまざまな素材で作られていました。
私も悪徳宦官のような気分になって、その匂いを嗅いでみたい気持ちに今なってます(笑)
冗談はさておいて、本当にどんな匂いがしたのか知ってみたい気がします。
Hokurajinさま
閑散とした美術館をひとりで観覧したことがあります。緊張感を通り越して優越感で、誰も見ていないのに気取って歩いていました。
美術観賞は平日に限りますね。
東洋陶磁美術館には常設で少しだけ鼻煙壺、置いていますよ。匂い嗅いで見ますか?
かぎ煙草、匂い袋のようなものですね。