5月17日~27日までイタリヤとフランスへ巡礼に行って
きました。巡礼中は誰よりも元気でした。帰ってすぐに母の
100か日があり、5日目には叔母の葬儀がありました。
3日目から風邪を引いて、10日経っても治らないので
近くの医療センターヘ行きました。朝8時半に行ったのに
検査に引っ張りまわされて、午後1時になっていました。
おまけに甲状腺がんの可能性があるので、明日入院するようにと。
一瞬、冗談じゃない、先生の言葉なんか無視して、飛んで
帰ろうかと思いました。でも、実際は承知していました。私は
がんなんか無縁だと思って生きています。生まれて一度も
検査はしたことがありません。個室にしてもらって、10日の間
検査以外はすることが無く、病室に寝たのは2日だけ、後は
家まで歩いて5分なので、帰って寝ました。夫は日に4回も
来てくれました。「お前が、ちゃんと病室にいるか見に来た」
と言っていました。ペットやMRIや心電図、組織検査まで
しました。私は呪文のように、癌なんか絶対にならないと
朝から晩まで心の中で唱えていました。ルルドの水も
ガブガブ飲みました。7月5日、やっと無罪放免になりました。
幸せを一杯味わっています。