ペダルプッシャー漫遊記

チャリダーはグルメ、スポーツ、星空観察、写真撮影ポイントを求めて今日もひたすら日本、海外をペダリング。

自転車のスパイクタイヤ(studded tire)装着

2017-01-18 | 自転車

長めの出張には自転車を持参するチャリダ−ですが、訳あって日本発行の自動車国際免許が通用しない旧ソ連圏の雪国に長期出張することになり、小径車(BD-1)を雪国仕様に変更して持参することにしたのでした。

本当はロードがいいのですが、トラブルを考えるとさすがに雪の路面でのロードはやめた方が良いかと思い、雪国のモンタナ(USA)での経験を参考に改造したのです。

といっても、基本はタイヤの手配と装着だけで簡単

 

日本では雪道を自転車走行するライダーが少ないらしく、幾つかのバイクショップで聞いたのですが、スパイクタイヤの国内在庫はないらしく、やむなくe-BAYで個人輸入手配することに。

2016年の年末に手配していたところ、年開けて、ちょうど大寒波が到来しているときに荷物(SCHWALBE WINTER:18インチ、1.5)が到着 (所要約10日)。

早々に装着したのでした。 試しに走ってみるとこれまで味わったことのないシッカリしたグリップ感。

〜〜〜んっつ。 なかなかいい感じ。

 

これでお手軽に運べる雪国の足を確保。

舗装道路の雪道ならばなんとかなるかな?

 

しかし、ブレーキがオイルディスクでないのが若干不安。

モンタナでは、ライダーの乗るバイクはほとんどがMTBかMTB/CXのハイブリッド車で、ブレーキはオイルディスク。 ボーズマンはモンタナ大の学生が多く居るので、冬はStudded Tireに履き替えてスイスイ、ガンガン走っていました。

これです。

  

 

 

さすが、日本とは違う自転車文化!! 

日本じゃスノータイヤの自転車はみかけたことが無い。

はやく雪降らないかな〜〜


中台国境馬租諸島、南竿島、北竿島の壁を登る。

2017-01-07 | 自転車

10Kmの距離で二つの中国が対峙する中台国境海域、馬租諸島南竿島、北竿島でヒルクライムしてきました。

ここは台湾本島から遠く離れ、中国大陸まで10Kmの距離に位置する馬租諸島。

 

晴れた日には南竿、北竿島の西岸から遠く中国本土を望むことができる。

滞在中の日曜日早朝、突然の機銃掃射の音で目が覚めた。

驚いたことに、漁師が漁を休む日曜日の朝6時頃には、南竿港近くに位置する台湾軍が中国本土向けて機銃照射を開始し、島民はマシンガンとキャノン砲の爆音で目を覚ますらしい。

機銃照射のビデオはこちら (朝6時20分頃撮影)

https://www.facebook.com/pg/huandao2016/videos/?ref=page_internal

 

地理的に中台境界に位置するということもあり戦時中重要な要衝であったが、今でも軍事的にはデリケートな場所らしい。 

南竿、北竿島とも全島いたるところに軍事基地や、かつての防空壕が散在し、一部は民間に払い下げられて観光地や醸造所の酒類貯蔵庫として使われている。 この地にいると、大陸中国の「一つの中国」思想は単なる絵空事、夢物語であることをひしひしと感じる。

ここは南竿島

 

 

こちらが北竿島

北竿島は細い島で、山と海とが近接していて、海岸線を除くほとんどの道路は急傾斜なので、バイクでの往来はほとんどみられず、民間車両は軽トラかモーターバイクが多い。 

 

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南竿の軍事基地。

軍人さんの監視の下で基地内の見学ができるので、ネットにはここでセルフィーした写真も多くアップされている。

キャノン砲に触れます!!

 

 

 

 

こちらは巨神像近くの小さな港。

大砲は(多分)観光用に岸壁に取り付けたと思われる古いもの。

南竿の海岸線は入り組んでいて砂地のビーチもあり、外からは見えにくい天然の上陸艇待機所がいくつもある。

 

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南竿からクルーザーで30分程度の北竿に渡る。

近いのにどちらにも飛行場があって空路も可能。 軍事目的で整備されているのでしょう。

 

北竿の古戦場に至る劇坂。 途中すれ違えないので、登り口と降り口には信号がある。 

とても漕いで上れないので、一部自転車を手で引いて登る。

 

北竿: この地区特有の美しい壁をもった建物群。

 

 

 

古戦場に登る劇坂の途中から空港を望む。

 

 

北竿から戻って、ここは南竿丘陵地帯の八八坑道。

元の軍事隧道を八八酒造に貸し出し、老酒88の製造、熟成施設として観光目的で解放中なのです。

近くの工場で老酒を買うことができる。

 

 


台湾公道最高地点3,275m登頂 合歓山脈武嶺峰&台湾横断

2017-01-07 | 自転車

年末最後の海外ライドで、台湾公道最高地点(標高3、275m)の合歓山脈武嶺峰山頂に、西ルートの花蓮県太魯閣ルートからチャレンジしてみた。 日本国内公道最高地点よりも1000m近く高い場所だ。

西岸花蓮からスタートし、東岸台中へ台湾を横断

以前チャレンジした台中-埔里-清境農場経由に比べると太魯閣渓谷沿いのコースは素掘りのトンネルが多く、見所満載ですが、太魯閣国家公園入口から20Kmを過ぎると、頂上まで店もなく忍耐の劇坂登りが続く。

https://www.facebook.com/pg/huandao2016/videos/?ref=page_internal

 

 

2,000mほど登ったところで雲海と同じ高さに到達。

平地から見ると上は曇りで、その上の晴れ間から山脈が見える。

春のチャレンジでもそうだったが、このあたりの標高では天気が不安定で視界も悪く、呼吸も苦しくなってくる。

12月は雨期ではないので天気が急変することは少ないそうだが、春に台中側から登った時はちょうど清境農場あたりで急なスコールや雷があり、休憩もそこそこにして早々に宿にチェックインした。

暖かい時期は天気が不安定で、冬は台湾といえど結構寒いので時期を選ぶ自転車行です。

 

冬といえど水分と栄養補給は大事。

このあたりで貴重な体験。(登山者には当たり前かも)

1時間ごとの給水でボトルを開けると、ボトルが膨張しているのでキャップを開けた時に「プシュッ」と音がする。

ソイジョイなどのプロテインバーの袋は風船のようにパンパンにふくれていてビックリ。

 

出発前に立ち寄った台湾MERIDAショップのメカの方が、タイヤの空気圧を低めにしておいた方が良いよ、と言ってくれた意味が漸く分かり納得。

私は普段から低めの空気圧なので85-90psi位に調整。 平地のロード100psiよりだいぶ低めだけれど、台湾公道は舗装されていて石畳みたいな場所はほとんどないので「リムうち」の心配はほとんどない。

雲海を越えてしまえばその上は快晴。 視界も良好。 (合歓山登山道近辺:標高3,000m付近)

しかし、このあたりから15%を超える超劇坂が繰り返すのでつらい。 3,000m登ってきたツケが腰と股にずっしり。

レースでなく、搬送車もない単独行なのでバックパック、大型サドルバッグとドリンクで11kgを抱えながらのヒルクライム。

 

高山病症状もないのになんでこんなに、と思ったけど空気は薄く荷物の負荷は大きい。

 

  

ようやく頂上に到達。 (台中方面へのダウンヒルルートを望む。)

頂上の標識はセルフィーを撮影する一般客で混雑。

ちょうど卒業の時期なので、赤い衣装と角帽をかぶった大卒性ご一行さまで混雑。

この衣装で台湾公道の最高地点に来てお祝いするのだそうだ。

 

良いお年を。


サイクルモード幕張(自転車ショー)に行ってきました。

2016-11-05 | 自転車

11月4日に幕張メッセでサイクルモードが始まりましたよ。

http://www.cyclemode.net/outline/

個人的に最近注目、Tinkoffのサガン選手

軽い走りを演出するビッグプーリー

http://www.cyclesports.jp/depot/detail/69535

それと、パワートレインでの注目はプーリーだけかと思ったら、Sramからビッグカセット・スプロケットも展示されていてびっくり。 オイオイ、10Tから42Tって、これチェーンリングのローギアより大きいやんか。 これはシングルのチェーンリングで使うのですね。

いったいどんなリアディレーラーを使ってシフトするの?

シマノやカンパのロングケージでシフトできるのかしら?

ギアが大きいのでスプロケの穴が小さく見えるけど、良く見ると互換性はありそう。

 

それと、自転車会社各社の2017年モデルにワクワク...

De Rosa IDOL

新デュラエースのリアディレイラー

カンパの電動シフト

ご存じ、シマノのDI2電動シフト。

(フロント、リアのシンクロシフトに対応しているのはDuraAceバージョンののDI2だけだそうです。

 

だだのカーボン板タイプじゃなくて、きちんとパッドが入った人口皮革スキンで高級感のある

完全手縫い、かつ羽の様に軽くて快適なサドル達。

ンン〜〜〜っ。 みんな欲しい!