あの91年のダービー馬・トウカイテイオーがこの世を去った・・・。
自分は特別ギャンブル好きではないが競馬中継を見るのは昔から好きだった。実家が中山競馬場に近くよく親父に連れて行かれたこともあったからかなぁ~。
そんな中、ハイセイコー、トウショーボーイ、Mrシービー、シンボリルドルフ・・・などなど眼の前でその勇姿を見てきた。
自分の中でのスーパーホースはオグリキャップでもディープインパクトでもない。3冠馬Mrシービーだ。天馬トウショーボーイの息子のシービー。
馬群の最後尾を孤高の走り、いざっ直線となるといつの間にか先頭に現れ長いを脚を使ってギリギリに抜き去る・・・どんだけハラハラさせるんだ。でもこれがシービーだ。ところが、人気実力共に絶頂期の中、宿敵が現れる。それがトウカイテイオーの親父・シンボリルドルフだ。結局我がアイドルのシービーは1度もルドルフに土を付ける事なく引退。
ディープがいかに強くても、ルドルフには勝てないのでは?それほど憎たらしい程強かった。
その息子のテイオーは、強過ぎた親父とはまるで違い、アイドル路線で登場する。奇しくも一冠目の皐月賞を勝った際の2着はシービーの子のシャドーグレイドだ。馬ってホント血で走ると言われる程、運命的なつながりを持つ。あの皇帝の息子・・・この世に生をうけた時からいつも比較される厳しい宿命。
史上最強馬たちを迎え撃ったジャパンカップ、あの劇的な復活劇を演じた有馬記念・・・どれも日本競馬史上に残る一戦だ。
いやぁ~記憶に残る名馬だったなぁ~。親父のルドルフは30歳まで生きたが、25歳は惜しまれる?でも人間で言うと80歳くらいとのこと・・・。ホント安らかに眠って欲しい。
あぁ~ホント美しい馬だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c0/cbb6aa968a8b14b07f4c603387219a6f.jpg)
ルドルフが去り、オグリが去り、そしてテイオーが去り・・・・。でも、馬は血が残る。ぜひ、ルドルフ-テイオー、皇帝-帝王の血を継ぐ名馬の登場を待ちたい。
たかが、馬。されど馬。何度か夢をのせて走ってくれたのだ。冥福を祈りたい。
あぁ~えらくしんみりしてしまった。思わずYouTubeでテイオーの勇姿をアテに晩酌。いやぁ~しばしテイオーコールが耳に残る・・・・。