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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「何者」朝井リョウ

第148回(平成24年度上半期) 直木賞受賞作の「何者」をようやく読破。

初版本をゲットしておきながら早1年・・・まさにようやくという感じ。基本的に自分はひねくれ者なのか?今やホープ?飛ぶ鳥を落とす勢いの朝井君・・・話題になればなるほど、どうも冷めてみてしまう。戦後最年少となる23歳で直木賞獲得というから末恐ろしい。期待半分で若き直木賞作家の受賞作を手にした。

就活にツイッター・・・なるほどいきなりえらく今っぽい。
内定なんていらない程頂いたバブル世代の自分にとって、今の厳しい就活状況はわかっているつもりではあるが、ホントのところはどうなのだろう?いやぁ~厳しいんだろうねぇ~。そして、ツイッターなども学生生活に必須なのも良くわかった。たかが20年で随分と状況がかわったものだ。
男女学生の就活ものと言えば、我々の世代は不朽の名作「ふぞろいの林檎たち」だ。もう最近の若い方にはピンとこないかなぁ~?中井貴一、時任三郎、柳沢慎吾、手塚理美、石原真理子、中島唱子らの落ちこぼれ学生劇はホント懐かしい。山田太一の代表作ともいえるが、その現代版って感じ?

ところが、これだけ噂になった本作だが堪え難い程つまらない・・・おいおい、こんなの読み切れるだろうか?
淡々と続く現代就活話・・・いやぁ~単調。

ところが、ラストがちょっとひねられている。自分の〆の予想とも違い、いい感じに予想に反していた。なるほど、ここが直木賞の深みかぁ~?もう1冊読んでみようかなと思わせる。実は、その他の作品もデビュー以来初版本ゲットはしてあるんだけどね。乞うご期待だ。

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