「隣人X」 パリュス あや子！

なんだろう・・・久しぶりに出会っちゃったなぁ〜。この読後感・・・申し分ないねぇ。
それが2020年8月発刊のパリュス あや子さんのデビュー作「隣人X」だ。

最初の標題のぱっと見感から印象良かったんだけど、隣人Xって何か色々なストーリー想像できない？
でも、実際の内容は自分の想像とはまるで違っていた。ホント全く違っていた。もっと安っぽいSFものを勝手に想像しちゃって申し訳ありませんでしたって謝りたいほどだ。
肩凝らない文章だし、現実離れとも言えないこの設定が上手い！更に、3人の女性かな？とにかく絶妙なバランス感で絡み合ってくるのだ。現代社会の問題もしっかりと描いくるし、ズバリ才能あるんだろうね。っと自分は見た。

あっ「第14回小説現代長編新人賞」受賞作だったんだね。なるほど納得できるよ。このデビュー作に続く新作早く手にしたいねぇ〜。ホント待ち遠しい。これはぜひ読んでもらいたいオススメだ！