そして、どの両方の流れを汲むのが中小田井の「らーめん臺大」だ。要は薬膳スープを卵とじにしたくもたまラーメンが看板メニューなのだ。
それだけにくもたまだけでも台湾、塩、醤油、そしてそれぞれに軟骨チャーシュー、チャーシューと6種もあるし、それ以外のメニューもすごく多いので悩むれる方も多いのでは?
結果、迷うことなく塩くもたま軟骨チャーシュー麺に決定だ。待つこと5分ほどで着丼。おぉ〜玉子スープ美味そうだ。
元祖の萬珍軒の方が玉子が濃くドロっとした感じで、こちらの方は見た目中華の玉子スープに近いかな?自分の好みはズバリこちらだ。
人気の発祥店と言われる萬珍軒の麺が想定していたよりかなり細かったので、卵とじはどうなの?っと自分的には少々疑問を呈していた。やはり、ここ臺大のちじれ中細麺の方があってるんじゃない?やっぱりちじれ麺の方が玉子がよく絡んでいいでしょ!
焼豚は特筆すべきものではないが、サイズや脂身、柔らかさなど平均レベルなんじゃない?元々玉子スープが優しいあっさり目なので、焼豚がすごくいいアクセントになってより美味く感じるのだ。
特筆すべきは軟骨肉だ。最近レア焼豚と鶏胸肉のW焼豚が流行りだが、トロトロの豚軟骨のセットの方が1枚も2枚も上手だ。コラーゲンたっぷりでリフトアップするのも柔すぎて難しいほどのトロトロだもん。口にすれば炙られている分、香ばしく濃厚な味わいが口いっぱい広がったと思ったらすぐ溶けちゃう・・・すげぇ〜美味ぇ〜!
トロトロで香ばしい軟骨と優しい玉子スープのコンビはホント最高!但し、同じく軟骨が人気な関市の「麺屋 白神」に比べると軟骨の量が少ないので同じくらいだとなおいいんだけどね。以前よりも軟骨小さくなった?
極旨のスープは一気に飲み干したい気分だが、このへんで我慢だ。うん、丁度良いかな?
ここ臺大の〆は玉子雑炊と決まっている。スープ多過ぎるかな?っというくらいで丁度良い。丼に半分くらいかな?躊躇なく茶碗1杯分のご飯をドロップだ。ほらっならすと丁度いいでしょ。
このくもたまスープってホント雑炊にバッチリ!ホント美味いのだ。スープ全く飲まずに我慢してご飯2杯分だって全然平気なほど。だって、いくらでも食えそうな美味さなんだもんね。もしかしたらラーメン以上に好きなのかも?いやぁ〜最高の〆だね。大満足!
でもトータルではすごく美味しいラーメンだと思うよ。ただややコスト高めなんだよね?上記した東海を代表する「麺屋 白神」と比較するのは可哀想だが、同じような内容でよりあちらの方が安いからね。雑炊には焼き石まで無料で用意してくれているし・・・。
まぁ〜名古屋市内と関市では色々コストは違ってくるとは思うけどね・・・とりあえずご馳走様でした。名古屋の元祖ご当地ラーメンの合わせ技でした。