「君の膵臓をたべたい」住野よる！

「本屋大賞2016」第2位、「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 」2位、「読書メーター読みたい本ランキング」1位などを見事獲得した話題作の「君の膵臓をたべたい」！
何よりこのタイトルだよね。眼にしたとき、耳にした時、思わずえぇ～っと思わされる。

とりあえず、思いっきりタイトル買いだ。初版本でゲットしていたが、色々読むものが溜まっていてようやく手にすることに・・・。
なるほど、膵臓に不治の病をもち余命短い女子高生と友達の全くいないネクラな男子校生の話だ。ネタバレしたくないので、細かいことには触れないが、個人的にはハマった。面白かった。涙腺も恥ずかしいけどガンガンに刺激された。っというより最近歳のせいで何でも泣けるんだけどね。何でも娘とダブってしまってダメだ。

謎だらけの著者・住野よる氏。これがデビュー作。デビュー作らしい荒々しさは正直かなりあって、確かにネガティブな意見あることも十分わかる。仕掛けも伏線もラストも確かにイマイチ？いやっイマニ。自分もそう思う。でも、それらのマイナス点を大きくカバーする程、登場人物たちの関係の変化に引き込まれていく。単純に、不治の病にかかった女子高生のキャラが個人的に好きってこともあるかな？
う～ん、面白かった。久しぶりに自分的には注目の作家の登場だ。次回作も初版でゲット済みだ。楽しみだねぇ～。