母の日という日

今年の母の日は
なぜか言葉だけが
やたらと身に染みる


ろくに
親孝行をしてやれてないし
ちゃんとした
感謝の言葉もかけられていない

ロクデナシな
ガキをいつも見守ってくれている
家族に感謝しなくちゃいけない


もう人生で
自由に生きていけるのも
どれぐらいなもんだろう？


10年？

20年？


もしかしたら
そんな時間もないのかもしれないね


友だちも
もう立派な大人に
なっている

親になって
尊い命を
育んで生きているだもん


守るものを作る
覚悟がなければ
できやしない

ましてや
命をこれから
育てていくなんて
オレにはまだできないかもなんて
不安にもなる

でも
親はオレを育ててくれたんだよな


父親が
真っ直ぐに話をしてくれて、

母親は
自分が辛いときに
優しさを教えてくれた

いつかは
自分もしてやるんだ


受けた
暖かいぬくもりを
次の子どもたちに
降りまいてやるのが
親孝行になるんだろうな