アコーディオンの藤野さんの演奏は、何度か聴いてたのですが、ほかのお二人は初めて。たあこからのお誘いできたものの、知ってる人は少なそうだしアウェイ感たっぷりでやってきたら、後輩Tじ君が先着していて、ご一緒することができました。始まる前のワクワクする気持ちは、どんなライブでも同じ。
いよいよスタートです。藤野さんが、「オオフジツボというユニットでやっています。」と紹介してくださった曲を聴いたことがある程度、まったく予習もせずにやってきました。
ギターの太田さん。しょっぱなからイントネーションが、アレだな、と思っていたらやっぱり。大阪出身の方でした。
ブレちゃってますね。フィドル弾き、いやバイオリン弾きか、の方は動きが激しい方が多いです。壷井さん、帽子と飄々とした佇まいから、日本ブルーグラス界の至宝、N本さんを思いうかべてしまいました。
そしてアコーディオンの藤野由佳さん、パワフルでアグレッシブな演奏が魅力です。
演奏中は髪の毛でお顔が隠れちゃうので、ようやく正面から撮れました。
太田さん、曲の最中にピック弾きと指弾きを使い分けはります。指弾きの間、ピックはこの場所に。
予習なしだったため、アイリッシュ系の音楽かなあ、という思い込みで来たのですが、違いましたね。北欧の音楽ももちろんありましたが、オリジナルがすばらしい。そういえば、ⅯⅭで藤野さんが、「この場所にいらっしゃる皆さんは、北欧好きですから。」と言われてました。そうなんか・・・北欧好きな人が集まってはったんか、と妙に納得。
がっつり1時間のセットの後、しばし休憩。どんなギター使ってはるんかな、と見に行きました。
1stは藤野さんのⅯⅭだったのですが、2ndは、壷井さんが担当されるそうです。
いやもう、最高でした、彼のⅯⅭ。Beginに似た人に会った話、とか太田さんが宇宙に行く話、とか。飄々として、さらっとおもろいことを喋らはるのでツボにハマるはまる。
本邦初公開の曲もありました。これを今からライブで少しずつ育てていくのだそうですが、曲が終わったとき、「まるでイカ天で1曲全部やり切ったときみたいな気持ちです。」というⅯⅭがあって、まずイカ天(いかすバンド天国)のことは知ってるけど、当時関西ではオンエアもなかった(と思う)ので、何のことだかわからず、壷井さんと藤野さんの説明で、なるほど、と客席も納得しました。ちなみに太田さんは「僕もその頃まだこっちやったから、わかりません。」と。
藤野さん、ピンボケばっかりでごめんなさい。別ユニットでのライブに、この日も来ていたu-fullのユカさんがゲスト出演する、とのアナウンスがあり、思わず日程確認しました。うーん、なんか土日はあれこれ被ってる。
やさしそうな太田さんの笑顔。告知ありますか、と聞かれて「お盆に泉南に帰省します。」ですって。
基本、私はインストバンドは苦手です。でも、この方々の音楽は、リズムやビートが次々変わっていって、その都度ドキドキします。壮大な曲なのに、ミニチュアの宇宙みたい。バラエティに富んでいてとっても楽しかった。
誘ってくれてありがとう、たあこ。
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