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2度目の六ケ所村。今回は横浜町の吹越から太平洋側まで行く、尾鮫(おぶち)まで行けば1日3往復のバスがある(うち二本は朝の便、夕方帰りには一本しかない)。日本国中の核廃棄物が海路で集まってきた港でレイヴするのが目的。
むつ湾の浜辺からちょうど9ヶ月前に原燃PRセンターに向かった道を行く。一度通っているので安心感がある、天気も良いし。
原燃PRセンターに一瞬立ち寄ったあと、さらに東へ。さてこの頃から足腰に筋肉痛が。スタミナ切れなら補給すれば良い、しかし筋肉痛は回復が大変かも。
ここからは未知の世界。つまりここからが本番。前回見なかった核廃棄物再処理工場がある。入口は警備が厳しく、一般人は近づくことすら憚られる。一方で、ひっきりなしにダンプカーなどの運搬トラックが出入りしている、一体何を運んでいるのか。
曲がり角から200mほどのところにファミリーマート、たかが200m、されど200m。遠く感じられる一方で、おそらく村で唯一のファミマ、ここで栄養補給しないとあとが大変なことになる。
エナジーチャージは効いた。疲れ切った足でもなんとか前に進める。
再処理工場を離れる道、車道も広い上に歩道まである。もちろん車もほとんど通らないし、歩くのなんて自分みたいな酔狂だけ、近くに人も住んでないし、ましてや学校も公園もない。あるのは沼と森だけ。針葉樹の落ち葉、枯れ枝が放置されていて、歩きにくいことこの上ない。
ようやく信号にたどり着く。ゴールは村役場だが、村役場と反対方向にむつ小川原港があるようだ。確かに、漁業の街と言うより大型船舶が泊まる港。日本原燃が管理する非漁業向けの港。中で釣りをする人もいたが、いちおう立入禁止の看板があり、その入口そばにスピーカーを置いてレイヴすることに。
砂地と違い、アスファルトの道路にスピーカーを置いたので、地面に音が吸収されることもなく、爆音で楽しめた。もちろん一曲目はKraftwerk /Radioactivityだ。
これで、ただの屋外レイヴではなく、「サウンドデモ」をやることができた。しかし旅は終わっていない、さらに村役場まで行かないと帰りのバスに乗れない。尾駮橋(川ではなく尾駮沼を越える橋)を越えるとようやく村の中心部に来た感じ。とは言え、役場の周りに金融機関があるのはいいのだが、コンビニや食堂がないのはビックリだ。まあ食堂は土日休みなのは仕方ないが、店がないのはやはり驚きを隠せない。とは言え、もう疲弊がピーク。店を探す気力もなく、大人しくバスが来るのを待つ。そしてバスはやはり貸切状態なのだった(途中乗り降りした人はいたけど)。