式自体は昨日の通夜とほぼ同じ流れ、父親が遺影になる日など想像もしていなかった、理解を超えていると、ある意味、上の空のような精神状態。
出棺、永眠している父の顔は、なんだか今にも目を開けそうな活き活きした死化粧、棺に花を詰め、蓋を降ろす、そんな手続きの先には、火葬されてしまう予定が待っている、時間を止めてほしい気分になった。
車で火葬場へ移動、僕は遺影を運ぶ。平日昼間にこんなに渋滞するのか(幹線道路が発達していないエリア)、中学生の頃慣れ親しんでいた運動公園。
火葬場の周囲には桜が満開、金属的。コンクリート的な火葬場の建物を彩る。ここでの時間が過ぎると、父は亡骸になると言う現実がまた受け止めきれない。
ただ、待つ間の食事は、ゆっくり家族が対話できる時間でもあった。家では、みんな自分のポジションを持っているのでそんなにしゃべらない。換気のためな半開きの窓の外にも桜。儀式には良い時期だったのは良かった。
亡骸は、それほど大きくない壺にすっ。ぽり入るサイズになっていた。父の重みを感じながら、帰りのマイクロバス。
元の式場に戻ると、まだ香典返し用の引き出物がたくさん、これは葬儀場の人に家まで運んでもらった。
帰宅。和室にはすでにひな壇が並べられ。お骨や遺影が並べられる。入退院を繰り返し、さらに亡くなってから葬儀場に預けられていた父は、ようやく自宅に帰ってきた。初七日を含め、無事つつがなく父を暖かく見送ることができた。四十九日にはまた法要を行いますが、その頃には極楽浄土にたどり着いていることでしょう。
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