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とりあえず篠田マネにお会いするのはおととしのクリスマスイベント以来だなあ。観客は9割女子だなあ、まあお芝居はいつもこんな感じか。ガッツポーズの最前列です(ニヤリ)。200人くらいのキャパの会場。
ステージ上には最低限のテーブル(ベッドにもなる)と椅子だけ。出演者も10人いない。そんなシンプルな仕掛けの物語は、とても純粋な青春ストーリー。アッキーナの、病気でも気丈に振る舞う女の子、竹中明日香はキラキラしていてそれだけで見ていてハッピーになる。他の登場人物も良い人ばかりなのになんのイヤミもなく、観劇する私たちを物語の中へ吸い込んでいく。
ヤバい、クライマックスの後半はずーっと泣いてた。もちろん他の席からもすすり泣きが聞こえるくらい感動的。余計なもののない、純粋に素敵なドラマ。自分の仕事もしんどいことが続いているし、世の中のニュースも絶望的に暗く悲しいものばかり。そんな中で命短い女の子と記憶が消えていく男の子の愛が観る者の心を浄化し、救ってくれる。
そして終演後はトークショー。役の中ではほとんどが病人なのでパジャマ姿、しかし一瞬だけワンピースで登場、そのカワイイ衣装でトークショー。他の出演者も素敵な人たちばかりで本当にに幸せな涙を流した1時間45分でした。見慣れた北新宿のホッとするような夕暮れに物語の余韻を重ねます。