

特に興味はなかったのに、最終日と聞いて急に行きたくなる(笑)。
これまで、ハローキティとかジブリとか、まあ盛岡では展覧会にバリエーションが少ないので、そういう展覧会が続いたのだけど、逆に日本のカワイイ文化を集中的に体験できたのは良かったと思う。
原田氏はキャラクターデザインのイラストレーターとしては知られているが、フォルムの単純性に、抽象画家を目指していた生立ちが絡んでいたことが分かり、納得。
これだけ集中的にカワイイ文化を深堀していくと、日本の商業芸術のかなりの全体像が見えて来たつもりになれる(^_^)。今では日本の重要な輸出文化コンテンツの生立ちを理解する上でためになった。軟弱な表層を見せる一方で、深堀していくと、その哲学にちゃんと強さがある。