DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

SNSとは何か

 自分みたいにSNS使って情報収集するぞ、自分の意見を発表するぞ、と目的のはっきりしたユーザではなく、友達がやっているから私も、という感じに始めた人にとってのSNSとは何なのか。
 GREEみたいな敷居の低いSNSだとご近所さんの世間話みたいな日記やコミュ書き込みをたくさん見かける(もちろんミクシィにもそういう日記やボイスはたくさんあって、単に限定公開で見えないだけ)。なんでこの人たちはリアルでご近所さんと世間話すればいいのに、わざわざSNSを使うのだろうか。学生時代の友達なら離ればなれになるのでSNSは有効だ。そうではなく、子育てや家事の悩み、学校の勉強や友人の悩みなど家族やご近所で本来解決できる悩みがSNS上にはたくさんある。
 なんと言うか、身の回りにお互いに面倒をみてくれる大人がいない社会になったのではないか、と感じる。おそらくそれはネットの普及とは関係なく社会が変化したのだと思われる。
 私などはどうもネットは個人情報保護という名目で“コワイ警察”のイメージで考えてしまうきらいがあるが、“優しいおまわりさん”のイメージで語る人が少ないような気がしている。個人情報保護も大事だが、本当に困っている人の書き込みを拾って助けて上げたりする仕組みは十分にあるだろうか。むしろそういう人の書き込みはほとんどスルーされているのではないだろうか。
 そこで私は考える、個人情報、どんどん政府や自治体は監視してください。その代わりヤバイ発言を検閲するんじゃなく、困っている人がSOSを上げていたら迅速に助けて上げるセーフティーネットとしてインターネットが機能するようにしてもらいたい。ツイッターで「病人がいます、助けて!」というつぶやきがあっても、「大丈夫ですか?」と心配してくれる人はいても救急車が来ることはない。消防署がこういう書き込みを常に拾おうとするような監視ならどんどんすべきではないか。
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