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DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

金曜ロードショーとジブリ展@秋田県立近代美術館(横手市赤坂富ケ沢62-46)

ということでジブリ展。青森県立美術館でも主催者別でやっているが、公共交通では1日でハシゴは無理、来月か年明けにはそちらも行く予定。横手にマラソン大会からわずか2ヶ月で再訪。
朝起きて、雪が積もっているのでびっくりしたが、もう列車チケットが購入済なので強行。寒いが、屋外は基本走るので、3枚しか着ない(予備でTシャツ1枚持つ)。道中長いので、青森はどうやって行くか計画を立てる。
北上線、開業100周年を先日迎えたが、先日弘南鉄道大鰐線が2027年をもって営業終了の話題があったのと同様、この線も廃線の議論が進んでいて、あと何回乗れるか分からない。
西和賀付近はガチ雪で焦ったが(帰りの北上線が運休したりしませんように)、横手に来ると再び雨。
到着してからが参った。秋田ふるさと村というテーマパーク内に美術館はあるのだが、テーマパーク内で迷った。東京ドーム並に広いスペースに、入口はどこ、美術館はどこ?って感じで。もっと行先案内をしっかりしてほしい。
で、到着すれば案の定大混雑、 入口短編ドキュメンタリーは見ずに通過。
内容的には、 ジブリというより、平成以降のテレビ映画史を学ばせてもらった感じ。ジブリは昭和にはアルプスの少女ハイジみたいなテレビアニメをやっていたが、風の谷のナウシカで劇場作品にシフトしてからはほとんどテレビアニメは制作していない。そして、金曜ロードショーで放送、という形でお茶の間に浸透するという、他にはない展開。かく言う私も、ジブリを映画館で観たのは紅の豚のみ。
映画は映画館の興行収入で稼ぐもの、テレビでは安易に出さないものと思っていたが、ジブリは最初から金曜ロードショーで放送されることを前提に、日テレが出資して作っていた。結果、昭和にはほぼ毎日テレビに映画放送があって、平成に金曜ロードショー以外全部なくなって、ジブリと金曜ロードショーが残った、という歴史が一番印象に残った。
良い映画は歴史に残る。とはいえ、そういう作品は基本的に大人向けの作品で、次の世代が新しいファンになることは少ない(あってもマニアのもの。チャップリンとかフェリーニとかをファミリーで観に行く姿は想像できない)。ジブリは親子で語れる映画、というものを作ったんだな。雨の道のりは大変だったが、良かった。さて次は青森県立美術館だ。
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