![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/79/64104efc326e8270296cf6564667e7fb.jpg)
会場は意外と空いていた。まあそのために午前中から向かったのだ。まあGW に入ったら混むのかも。同世代が多い中、若いカップルもいて、さすが現役のバンドだ。
展覧会なので、音を聞く場面もあるが、アートワークが結構すごいことに驚かされる。Andy Warhol と組んだロックアーティストと言えばRic Ocasek 率いるThe Cars を思い浮かべる人だが、当然ウォーホルの全盛期にストーンズも同時代だった訳で、ウォーホルに限らず様々なアーティストとコラボしていた。
また、音楽的には、ブルースのベースがあるのを忘れちゃいけないことも。当時はまだロック自体が未成熟だった訳で、まさにブルースを発展させてロックを生み出したことが彼らのヒストリーを見ていてよく分かる。逆に言えば、ブルースと言うベースがあるから、彼らのロックは現代まで生きているのだろう。
そんな訳で、「視覚で聞くロックヒストリー」と言う感じの展覧会。もちろん音を聞く場面もたくさんある。ヘッドホンで聞く場面もあれば、ライブハウス風の部屋でビデオコンサートを楽しむ空間もある。そんな感じで一周約2時間。グラムもパンクも、ストーンズの中にその萌芽はあった。
先日、内田裕也氏が亡くなったが、日本のロックシーンだって、ブルースのベースからロックを理解していたアーティストだけが生き残っている。忌野清志郎なんてその最たるアーティストだろう。
帰りは東急目黒線不動前駅まで歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/75/be3cb6853b5b9d7f883895beb166d574.jpg)