DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

第22回小川和紙マラソン@小川町伝統工芸会館

 今年も12月は小川和紙マラソン。なんかまだ日曜なのに仕事にうなされて眠りが短い。就寝は早かったし電車の中で睡眠を取り返せば良いか。例年より若干家を出るのが遅い、前もってゼッケンやチップが郵送されてきていて会場で受付の必要がなくなったから。それはそうと、今年は地元名産の細川紙が無形文化遺産に指定されたので盛り上がっているだろう。
 ここの大会はほとんど快晴に恵まれる、たまに雨や雪の年もあるが、今年も好天に恵まれた。ただ、やはり内陸ゆえ底冷えがある。
 ジャージのような防寒ウェアは荷物になるので持ってきていない。普通の格好のまま軽くウォームアップ(今回は小川東中学校方面へ)。ちょっと汗をかくくらい暖まれば十分、脚の筋肉は走りながら暖める。マラソン自体は全く緊張していないのに、日曜でも心の深層で仕事を引きずっていて、意味もなく吐き気がある。それでもスタート地点に並び、号砲を聞いて走り出せば仕事のことは忘れて走る事に没頭するだろう。
 今回は結構スロースタート、と言うか、3kmくらいまでペースメーカーを見つけずマイペースで走ってしまった。これでちょっとロスがあるかなあ、と心配になったが、まあ体力温存できて後半ペースダウンしなければそれで良し。
 前半はハーフと同じコース、つまり第1回からずっと馴染みのコース。山の風景が変わらないのは当然として、あの頃小川町に常駐していて、夕食に繰り出したイタリアンレストラン(ラヴェンナ)がまだ確認できたりするのは嬉しい。それを過ぎると左折して10kmオリジナルコース。なんか山の谷間にまっ平らな田園風景、これぞまさに日本の“なつかしい田舎”の風景が広がる。この辺りは折り返し地点、トップの学生選手たちとすれ違う。中盤に来ても苦しい感じがしないのは、仕事の悩みで走ることに集中していないことが逆に幸いしてるのかも。でもやはりペースメーカーに離されてちょっと焦ったりすれば仕事のことなんか忘れて真剣に走る。
 ラスト2km辺りから周囲の選手もペースを上げて抜かされるが、ならばこちらもまだ余力があるのでロングスパートをしてみる。残り500mくらいでは更に上げてみるものの、何人か抜かした程度で爆発的に飛ばす、と言うことにはならない。
 しかしゴールしてみると公式計時で57分を切れた(ネット計時なら更に-20秒くらいは)。まあ馴染みのコースだしペース配分は良かったからね(いや結構緩やかながら長い坂はたくさんあるコースなんだが)。
 ゴール後はとん汁が楽しみ。ゴールして全部出し切った時には完全に仕事のことは忘れているので、疲れてはいるが一番ストレスがない心身状態と言える。そんな時のとん汁が五臓六腑に染みて美味しい。
 とん汁で一服したらもう汗がほとんど乾いている。ラストスパートによる疲れはあるが、スタミナを使い果たしてはいない感じ。これならまだハーフは行けるなあ。今の神経衰弱寸前の職場では月曜日への影響を考えるとハーフは厳しいが、体力的にはまだ余力があるはず。早く仕事を引退して心からマラソンを楽しめる状況になりたいなあ。
 帰りは毎度のごとくピストンバスは利用せず散歩モード。まだレースコースはランナーたちがゴールを目指す姿で賑わっているが、ちょっと外れればすぐにのどかな風景に変わる。久しぶりに小松屋本店でお土産用和菓子を買う。さすがにこっちの方までマラソンランナーは来ないが、徒歩でこの店に来る時点で参加者だと分かるよね(笑)。花和楽の湯を覗き(まあここは元気に営業中でしょう)、更に小川ラドン温泉を覗く。あれ、見当たらないぞ、新たに和風ファミレスができているが、あの超ボロ温泉施設もなくなってしまったか(見かけはボロいが地元のカラオケ好きが昼間っから歌える人気スポットだったのだが)。おぉ、菊水湯は建物がまだ残っている!もう廃業して10年近く経っているはずだが、まだ取り壊しもせず残っているのか?どうやら入口部分は残っているが、脱衣室や浴室部分はなくなっているようだ。と言うか、入口隙間から覗くと中は雑草が生い茂っているって(汗)。
 更に小川町二大グルメ名物、女郎うなぎの福助と忠七めしの二葉の前を通って駅に着くとまた大勢の人混み。急行より速い快速電車に乗って小川町を後にする。
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