DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

「エール」の音楽に思う

 古関裕而の音楽は確かに後世に残る音楽だと言うことは分かる。しかし、自分の求めている音楽ではない。
 別に個人的な好き嫌いを大声で言っても大した意味はない。今の時代は「みんなで共感する」ことが難しい時代。つまり、昔は「アウトローを気取ってるヤツ」だけが時代に共感しなかったが、今の時代はそんな積極的に「普通さ」を捨てた人より、強制的に「普通」でいられなくなる時代。簡単に失業者になり、簡単に生涯未婚、恋愛もまともにしない。結婚してもすぐにシングルマザー、シングルファーザー、さらに引きこもりにホームレス。むしろ「普通の人生」からはずれた人々の方が多いくらい。
 そんな時代に「みんなで共感できる」歌は、もちろん支持する人は多いだろうが、時代が求める音楽ではないような気がする。ひっそりと、はずれた人生からはずれた人々が共感する音楽が必要だと思っている。もちろん、そういう音楽はマーケットの中心には来ないが、そういう名作があっていいはずだ。
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