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さて日もどっぷり暮れて、最後は一番駅に近い福乃湯へ。撮影は日立到着後すぐに明るいうちに撮りましたが、日が暮れてからの情景も味わい深い。
と言うことで、日立市を1周して戻ってきて入浴、と言う感じ。
前の2軒は入口開けるとすぐ脱衣場と言う感じで、男湯なんて丸見えじゃん(東湯は申し訳程度の目隠しがあったが、松の湯は目隠しすらなし!)、って感じだったが、ここは靴を脱ぐ玄関があり、少しずれたところに脱衣室入口があるので大丈夫。23日と24日は修理のため休み、と言う貼り紙。逆に言えばその日以外は毎日営業なの?
鍵はあっても鍵札がない下駄箱に靴を入れ、脱衣室へ。ここの番台、メッチャ位置が高い!と言うか、手前のマッサージ椅子はなんのため?大女将に払う湯銭は同様に300円。おっ、毛染めされた方の洗髪料は200円とある、洗髪料が残っているのは珍しいな。
こちらも混んでます、先客は3人、すぐ後になんと白人さんのお客さん。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子、M字型緑色座椅子もあります。島カランは1列ありますが、左側片面のみ(お見合い式)。カラン数は4・3・4。あと、日立市銭湯には下水用の樋がどこもない、下座に座ると上座から足下に石鹸の泡が流れて来ます:-)
ここも壁絵はありませんでした。日立市銭湯にはペンキ絵の文化はないのかも。浴槽奥壁は幾何学模様のタイル張りです。
浴槽は2槽。右側深湯(深湯の方が広いのは珍しい)は床バブル、左側浅湯は無設備。湯温は43度くらい。やはり銭湯は家まで帰らないといけない訳ですから、帰り道に湯冷めするようなぬる湯は困りますからね。
湯上がりは明治コーヒー牛乳130円。なるほど、お風呂ドリンクの冷蔵庫が高いところにあり、先ほどマッサージチェアに乗らないと届かない、と言うことでこのマッサージチェアの存在意義がある訳ですね。冷蔵庫からビンを取り出してそのまま番台の大女将に代金を払う。
と言う訳で超特急で日立市銭湯3軒を駆け抜けました。これで日立市銭湯制覇、そして茨城県銭湯制覇!!!(自分に拍手笑)よく暖まったところで電車に乗って帰りましょう、どうも日立駅前周辺には食べるところがあまりない様子なので。来た時に見た海岸側の太平洋の風景も、日が暮れたらただ真っ暗で面白くないし。勝田で特急に乗り換えれば1時間早く帰れますが、特急料金がもったいないので各駅停車で。しかし、常磐線って駅弁ないのかなあ。日立はもちろん、乗り換えの水戸にもお土産はあっても駅弁はなかった。