
前半は後期印象派のモネClaude MonetやシスレーAlfred Sisleyの作品。印象派ファンとしては先ずこの辺が楽しめる。個人的に点描画はぼんやりとしたイメージがあったが、先ほどの着想の通り、輝きを描写するスキルとして面白かった。
点描家の大家としてスーラJacques Seulat、シニャックPaul Signacの作品。印象派らしい至福感はここにもある。
中盤に鎮座するのはゴッホVincent Van Goghの作品。更にパワフルな光の描写。いやそんなことより、ゴッホがミレーJean-Francois Milletの「種まく人」をリメイクしていたのは知らなかったし、しかもその作品の強烈な太陽のインパクトにやられる。
後半のベルギー、オランダの他の作家の作品もなかなか。
そして最後にモンドリアン。まさか点描画の帰結が幾何学的な抽象画とはね。カンディンスキーWassily Kandinskyは以前本格的な展覧会で観たが、モンドリアンはあまり機会がなかったかも。
見終わって美術館を出たら雨、今日傘を忘れたのに(泣)。とりあえず六本木駅まではがまんしちゃう。