DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

東京銭湯ナイトVol.9@新宿ロフトプラスワン

 昔は年2回だったが現在は年1回になった秋恒例の東京銭湯ナイト。しかし毎回満席、よく入るなあ、それなら銭湯にも足を運んで銭湯を繁盛させておくれよ、と言うか、開演30分前にほとんど満席って、風呂マニアなら銭湯でひとっ風呂浴びてから来いや!(笑、会場末席に座りながら愚痴w)入口物販では町田師匠最新作写真集「最後の銭湯絵師」を購入。今日完成したばかりだそう。
 先ず前半はレギュラー陣、幻の銭湯と言うテーマで、すでに廃業した銭湯を初め、むちゃくちゃ交通アクセスが悪い銭湯、営業時間が非常に限られている銭湯などが紹介される。町田師匠、さすがに大昔(平成一けた年代にはもう廃業したような)の銭湯の記録はすごい。ナカムラさん、今年は福岡の炭坑地の銭湯、マニアック過ぎる(笑)。和田さん、桶や錠前などディテール過ぎるネタは封印、しかしだからといってあんまり普通の人はなかなか行かないロケーション。つかささんは相変わらず盛り上げ方がうまい。と言うか台北とか韓国とか海外入浴活動も活発だし、岩手(気仙沼・亀の湯)の震災前後の記録はドキュメンタリーとして感動的。今回から新たに参戦した神奈川・藤沢の森田さんがまた良い感じにマニアック。
 まあでもレギュラーネタより、今年ならではの特徴が出た後半戦が素晴らしい。先ずは荒川区の帝国湯秘蔵の、昭和38年に8mmフィルム撮影された超貴重な銭湯建物建築中の動画。すごいねえ、井戸水掘削以外の作業がほとんど人力、クレーン車などは一切使わず生身の鳶職大工が天井や屋根の木材を持ち上げてる様子は現在の建築現場では考えられないアクロバティックなもの。最初モノクロだったのがなぜかだんだんとカラーになって行くのも不思議に面白い(笑)。
 更に今回はついに海外からのゲスト!韓国人で日本の銭湯を紹介する本を書かれた方が登壇(そんな本が果たして売れるのか?笑。しかし町田師匠の著作よりも分厚い:-))。韓国には彼女以外銭湯マニアはいないらしい(笑)。
 今回から銭湯組合から銭湯功労賞なる表彰が。第1回は現役最後の絵師(今後また新しい絵師が誕生するかもしれませんが、現在の銭湯の軒数から言って、銭湯ペンキ絵専門で食べている絵師は最後となるでしょう)丸山さんと中島さん、および現役最後の三助、橘さんが受賞。更にいつものミニチュアペンキ絵即売会。終了予定10:10を若干早く終了。帰りに写真集に町田さんサインをいただいて店を出る。
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