DENPACHI'S BAR Q BLOG

Qの世界へようこそ。
連続体を離れ早幾千光年。この旅路の果てにはいったいなにがあるのでしょう?

巨星、さらに堕つ

2009-06-14 23:51:35 | ニュース
◆プロレスリング NOAH
http://www.ntv.co.jp/noah/

「エルボーの貴公子」の異名を持つ元2代目タイガーマスクにして元全日本プロレスヘビー級三冠王者そして自身の団体「プロレスリング NOAH」社長の三沢光晴が試合中に亡くなられました。

非常にショックでした。

◆Yahoo!ニュース原文を抜粋

http://denpachixx.blog.drecom.jp/archive/131

リング上でのレスラーの死亡は国内3人目になるそうです。
格闘技とショーと両方の側面を持ち合わせた競技なのであっても不思議ではないですが、
三沢ほどの受身の達人(世界的に!)がなぜ!?といった感じです。


自分で見ていた中での三沢光晴の印象ですが、非常にストイックでクレバーな印象を持っています。
「エルボーの貴公子」と異名を持ってから、右肘を酷使しすぎて水が溜まってしまっても、水を注射器で抜いてもらってそのまま試合に出場しその右肘でエルボーを連打する。
痛みに非常に強く、タフで技も多彩。
それを支えていたのが、絶対の練習量。

地位としては三沢と同世代のレスラーはイマイチ不遇な世代といえるでしょう。
ジャイアント馬場、アントニオ猪木をトップにその下に
長州力、天龍源一郎、ジャンボ鶴田、藤波辰巳などプロレス全盛期を支えたいわゆる大御所がいる。
そして、TOP2をはじめみんなレスラーは息が長い。

プロレスがだんだん下火になってきた頃に自分たちが身体も技も出来て
キャラクター的にも観客に受け入れられファンもついて中核となっていく。
が、格上の選手はまだまだ現役。
という本人がトップにはなれない時代がしばらく続いていました。

それでも地道に全日本プロレスのエースとなり、
さらに自身で団体を旗揚げするに至る。

それからもプロレスがメジャーな競技になってほしいとの考えから
他団体との試合はタブー視されていた中、積極的に他団体と交流を図り
マット界が一丸となって活性化できるように活動。

日本マット界で初めて選手の福利厚生をしっかり導入したのも三沢。

とかなり偉大な人物なんですね=

一、二度ですが後楽園ホールで生で試合が見れてほんとによかったなと思います。


ご冥福をお祈りいたします。

三沢!ありがとおおお!!!


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2 コメント

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Unknown (pickles)
2009-06-15 11:29:09
そんなにプロレスファンではありませんが、タイガーマスク時代から彼の試合を一番多く観たと思います。
これからのプロセス界をレスラーとしてだけでは無く経営者(主催者)として牽引して行く第一人者なのに…
最近は年齢的にも亡くなってはいけない人が逝って仕舞う事が多いですね。
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Unknown (電八)
2009-06-15 22:39:37
やっと三沢の時代になって、プロレス自体もだんだんまた注目を浴びつつある時なのに。
ホントに残念ですな。

2代目タイガーマスク時代は佐山タイガーのキャラが強すぎて、三沢タイガーは「地を這う空中殺法」とかってものすごく叩かれてたんだよねー。

本人もすごく嫌だったらしいだす。

でも、実力は本物。
マット界を牽引していってほしかったですねー。

馬場、猪木以来のカリスマ性だったと思います。
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