30年来毎年クリスマスには、ターキーを焼いてきた。たまに感謝祭や貸切パーティーでも。
しかし!コロナで2020年にはパーティーが出来ず、2021年末に久しぶりに食べる事ができた。仕込み方を思い出しながら2年ぶりに焼いた。次回焼くのは、いつになるかわからないけど忘備録を兼ねてアップしておく事にした。もし機会があればご参考にして下さい。
腹と首元の空洞に入ってるレバーとネックを取り除く。
岩の様に固い冷凍を流水で解凍してもよいが、中心まで解凍できてないと火の通りが悪く調理が難しい。冷蔵庫で自然解凍なら15Kgで4日程度。
アカスリ(塩揉み)、マッサージ(バージンオイルで)そして注射。身が厚いからオイルに塩、スパイスを溶かした調味料を注入。胸やももの身が厚い部分をアイスピックで突き刺してから足を持ちストレッチ。繊維に調味料を染み込ませる。毛根が残ってたら、ペンチで引き抜く。
スタッフィン(詰め物)
バゲット、茹でたジャガイモ、炒めたセロリ、スタッフドオリーブ、塩、バジル、マーガリン、水などを混ぜる。僕は、西海みかん10個ほど絞って半分加える。後で「ハリオ・グレービーソース」を作る。
騙されて(ジョーク?)タイ米を詰めたらBones(FoxTV)状態に仕上がった事がある。
腹の空洞にスタッフィンを詰める。詰めたら両足首を皮に入れる(買った時の状態)か、タコ糸で縛る。スタッフィンをたくさん入れたい場合は、そのままでも。胸の方は、詰めたらつまようじで留める。
絞ったみかんの皮とハーブ(セロリ、ローズマリー、タイムなど)をフォイルを敷いたバットに敷く。その上に金網と穴を開けたクッキングシートを置き、ターキーを乗せる。
手羽やももに焦げないようアルミフォイルでマスキング。それから全体をアルミフォイルで包む。途中でオイルをかけるので、開け閉めの作業しやすいよう包む。
オーブンに入れ点火。
秘密兵器の「竹2号」
途中で、スタッフィンに刺してみかんのしぼり汁を腹の中に流し込む。竹1号は、燃やしてしまった。
S字フックは、金網ごと持ち上げるのに便利。調理用の注射器。注入する調味料も売ってるらしい。
小石をオーブンの右奥に置き、その上にバットを乗せると左手前にソースが、溜まる。天才
実は、一気に焼き上げた時の時間が不明。店にオーブンが1台で、ターキー1匹で満室。ずっと見張っておけず、4、5時間焼いて中断して後4、5時間で仕上げる。400°Fで約1時間長でバットにソースが溜まる。その都度、ソースを全体に掛ける。火傷しないように繰り返す。温度計で内部まで火が通るのを予測しラスト30分程前に、アルミフォイルを取り除き、こんがり焼き色をつけたら出来上がり。
バットのソースを網で漉しミカン汁、塩などと煮詰めハリオ・グレービーソースを作る。
切り分けて、スタッフィンも盛り付け、みんなで美味しく食べましょう。
wish bones / The Turkey Master, Br.FRED