皆さんこんにちは、八ッ坂千鶴です。
執筆が進まないのでブログを書くことにしました。
全く書けないと言うわけではありませんが、書きたくなったので書いています。
と言っても、もっとたくさんの読者に私の作品を知ってもらいたくて、書いているんですけどね。
それはそうとして、最近のなろう小説は一発屋が多いみたいですね。毎日のように書籍化が決まり、毎日のように急降下していく。
実際にそうなのかは知りませんが、聞いたところによるとそうらしいです。私は書籍化の打診すら貰ったことがないので定かではないですが……。
最近の人は、何も考えずにただ早く読めればいいと思っている人が多いのでしょうか? もうすぐ成人の私が小学生や中学生だった時と比べれば、たった数年しか経っていないのに、いろいろ大きく変わったものです。
私は小学校の時から本を読むことが大好きでした。それはもう、毎日のように図書室へ行って、興味のある小説をひたすら読み漁ってました。
当時は小説家になろうやカクヨム、アルファポリスなどの小説投稿サイトは存在していたとしても知りませんでしたね。
中学生の後半になって知りましたから。最近では、冊子ではなく電子書籍が普及して、本も場所を取らなくなりました。
スマホの誕生でWeb小説も普及して、執筆者も年々増えている感じがします。
けれども、それとは逆に執筆を辞めている人も多くなってきています。
特になろうでは、〝悪役令嬢〟や〝異世界転生〟、〝婚約破棄〟が増えて、その作品群が次々と書籍化されています。
毎日なろうの書籍化作品一覧を見ているくらいなので、その尋常ではない輩出スピードは損しているようにしか見えません。
その作品が本当に人気で、単行本一冊分の平均文字数13文字の、さらに先が読みたいと思われているのでしょうか?
いるとすれば、小説家になろうからずっと追っかけて来た一部のファンだけなのでは? 書籍化作品一覧を見る度にそう思います。
本当にこのままでいいのでしょうか? 私はこのままだと読者の思考力低下が心配でなりません。
Web小説は手軽に読める画期的な本の形ですが、電車の中や車の中、休み時間の短い時間に読まれるようです。
たしかに、そうなってくると、読める時間も限られてきますし、私とてそこまで自由に読める時間なんざ、これっぽっちもありません。
毎日家の仕事や、会社での仕事。小説のプロット作り。ゲームからの情報収集など様々な事をしていて、つい本を読むのを忘れてしまいます。
かと言って、Twitterなどで不満やその時々に気付いたことを発信しています。そのせいで人間性ガタ落ちですけどね。
私自身反省しています。でも、つい言いたくなってしまうんですよ。小説のニュービーはまだ書籍化されないのか? って。
その時の旬は
必ず一周回ってくる。
この前成人式で着る振袖の仮試着に行ったのですが、私が着る振袖は、昔お母さんが着ていた30年前の振袖だったんですよ。
最初は私もお母さんも、旬から外れているから、今の時代には合わないんじゃないか? と思っていました。
それがなんと真逆だったんですよ。
これには私も驚きました。30年前の振袖が私の世代の旬だったんです。その時に「旬は長期の無限ループなんだな〜」って感じました。
もしかしたら、小説も同じなのかも知れません。けれども、小説って作者の経験次第ですからね。一昔前の作家と同じ経験をしている人は、未来永劫そうそういないと思います。
加えて、その時代によって親と子の関係も変化し続けるわけですから(今のゆとり世代のように)、一周回るかとなると想像すらできません。
皆さんに問います。
似た設定・舞台が全く同じでほんのひとひねり加えた作品だけ読んで、想像力がつくと思いますか?
私はあまり期待できないと思っています。なぜなら、似た設定だけが人気のWeb小説だけでは、舞台背景を想像する必要がないからです。
私はなろうで共通認識になっている。
なーロッパ
に挑戦しましたが、長く続きませんでした。なぜなら、私は砂漠を除いたいろな場所をめいっぱい書きたかったからです。
そうなると、なーロッパから大きく離れてしまう。そもそも中世ヨーロッパ自体書けませんでした。
書こうと思えば書けますが、そこまで中世ヨーロッパに寄り添って行けるかすらわかりません。
だから、私は想像力を必要とさせるような作品を書いています(しっかりできているかは断定できませんが)
想像力を上げたいのならば、〝悪役令嬢〟や〝婚約破棄〟以外の作品を読んでもらいたい。
そうですね。このブログの最後に小説家になろうの私のプロフィールを貼っておきます。そこに、私のおすすめ小説をブクマ一覧に表示させておくので、ぜひ読んでみてください。
相当長くなってしまったのでここまでにします。私が書いている連載中小説のURLも貼っておくので、そちらもよろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございました。
ブログ村もやっています。
にほんブログ村