
皆さんこんばんは。
PCWebによると、韓国にあるGamepark Holdingsという会社が
動画・静止画・音楽・テキスト・ゲームが楽しめるポータブル
エンターテインメントプレーヤ「GP2X-F100」(GP2X)を11月中旬
から韓国・中国などのアジア圏・アメリカ・ヨーロッパ・
日本にて発売すると発表した模様です。
本体画像についてはPCWebの記事をご覧下さい。
GP2X-F100の主なスペックは下記の通りです。
CPU ARM920T・ARM940T(デュアルCPU)
OS Linux
大きさ 143.6mm×82.9mm×34mm
重さ 161グラム
ディスプレイ 3.5インチTFTカラー液晶(320×240ドット)
内蔵フラッシュメモリ 64MB(ユーザー領域約20MB)
SDメモリカードスロット×1
USB2.0端子×1
テレビ出力をサポート
バッテリー 2AA(単三電池)※本数は不明
バッテリー駆動時間
動画再生 6時間
音楽再生 10時間
対応動画形式
MPEG4・Dvix 3.11・4x・5x・and Higher・XVID
WMV(7・8・9 Later On) Playback
動画最大解像度 720×480
※液晶の解像度(320×240)より大きくなっていますが
縮小表示するのか、液晶の解像度表記が間違っている
のかは不明です。
対応音声形式
MP3・OGG・WMA(Later On)
テキストファイルビュアーも搭載
静止画対応形式
JPG・BMP・PCX・GIF・PNG
本体価格は200ドル(約23,170円)以下・ソフトは
1本10ドル(約1,158円)位で発売当初は10本程度
販売される予定だそうです。
ゲームを遊ぶ場合は、パソコンで専用Webサイトから
ダウンロードした物を内蔵のフラッシュメモリまたは
別売りとなるSDメモリカードにコピーしてプレイする
形式となります。ただ、内蔵フラッシュメモリは予め
OS(Linux)が入っているために残り容量が約20MB
となっているため、別途SDメモリカードを購入しない
と容量不足になると思います。
今後もソフトウエアをダウンロードすることで機能を
アップデートする事やW-iFiなどの通信機能を搭載する
ことも検討している模様です。
本体やゲームソフトが安価なことや、バッテリーに
専用の電池ではなく、乾電池が使える点、それに動画
や静止画の対応形式が多いなど、多機能な点は良いと
思うのですが、ライバルとなるニンテンドーDSやPSPに
標準搭載されている無線通信機能が今のところ搭載
されていない事や、事実上SDメモリカードを別途購入
しなければならないこと、それに日本では同じような考え
のハードであるPSPの販売台数が伸び悩んでいる事を
考えると、個人的には今後ではなく、最初から無線通信
機能を付けて、本体だけでゲーム等をダウンロード可能な
仕様にしないと日本では苦戦すると思います。
関連リンク
Nintendo、PSPのライバルとなりうるか?!韓国メーカによる「GP2X」来月日本上陸(PCWeb)
※英語です「GP2X-F100」(GP2X)公式サイト
でじたるな過去の部屋
2004年10月20日の記事
東芝とNECがWPC EXPOにて試作品の燃料電池を展示
PCWatchによると、東芝がこの記事に掲載されているものとは
べっに開発した小型燃料電池が世界最小の燃料電池として
ギネスブックに認定されたようです。