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ソフトバンクが新規参入用周波数帯を総務省へ返還

2006年05月01日 21時50分10秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

以前、このブログにてお伝えしたとおり、新規参入携帯
電話会社としてイー・アクセス(イー・モバイル)と
ソフトバンク(BBモバイル)が選ばれ、専用周波数と
して1.7GHz帯の電波が割り当てられる「認定書」を交付
されましたが、BrordBandWatchによると、ソフトバンク
グループは4月28日その認定書を総務省へ返却すると
発表した模様です。

ソフトバンクは認定書を返却する理由として「ボーダ
フォンの買収
が完了し、既存事業者となったため、特定
基地局開設計画認定(1.7GHz帯での携帯電話基地局を
建てる計画書)の前提と変わったため」としているようです。

これで新規携帯電話事業者はイー・アクセス(イー・モバ
イル)1社で来年3月15日にデータ通信サービスから
スタートすることになります。

※ちなみにアイピーモバイルは2GHz帯で音声通信サービス
は行わず、データ通信のみでのサービスとなりますので
ここでは除いています。

総務省へ認定書が返却されると、1.7GHzの周波数帯が余る
ことになりますが、ITmediaによると、残った周波数帯は
新たに割り当てられることはなく、イー・アクセス(イー・
モバイル)の加入者が多くなったときに追加割り当て
される方向で検討されているようです。

これでソフトバンクはボーダフォンを傘下におさめ、名実
ともに「既存事業者」となったわけですが、果たして社長に
就任した孫正義氏が継続を発表している既存サービスとの
兼ね合いを考えながら、どのようなサービス及びブランド名
を展開していくのかが気になるところです。


関連リンク
ソフトバンクグループ、ボーダフォン買収で1.7GHz帯を総務省へ返納(BrordBandWatch)

1.7GHz帯の周波数を使用する特定基地局の開設に関する計画の認定書の返納について(ソフトバンク)

ソフトバンク、イー・アクセス、アイピーモバイルに携帯免許認可(ITmedia)

ボーダフォンがソフトバンクのグループ企業に(でじたるな部屋)

イー・モバイル株式会社

BBモバイル株式会社

アイピーモバイル株式会社

ボーダフォン




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2005年5月1日の記事

USB端子内蔵のSDメモリカード発売へ

デジカメWatchによると、キャップを紛失する心配がない
本体を折り曲げてUSB端子を出す方式のSDメモリカード
が日本でも販売も開始されたようです。