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「網膜ディスプレイ」がブラザー工業から2010年に登場

2008年09月04日 21時27分04秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 ITmediaによると、ブラザー工業が開催している「ブラザーワールドジャパン2008」にて「メガネ型網膜走査ディスプレイ」(RID:Retinal Imaging Display)の試作品を展示し、2010年にまずは業務用途向けとして発売し、量産・低価格化のめどが付いた時点で個人向けとして発売する計画であることを明らかにした模様です。


 なお、価格は現時点では未定だそうです。


 具体的にはインクジェットプリンタのピエゾ技術を活用し開発した高速・小型の「ミラーデバイス」を使用することで重さ25グラム(光源モジュール・電源部を除く)を実現したメガネ型の「光走査モジュール」を装着すると目の網膜に高速に動く光を当てることで発生する残像効果を利用し、60cm手前で画面サイズが14~15インチ程度の大きさで800×600ピクセルの解像度を持り、液晶ディスプレイやブラウン管ディスプレイよりも広い色域の動画を1秒間に60フレームの滑らかさで見ることが可能な仕組みとなっているそうです。


 気になる目への影響ですが、ごく弱い「目に入れても安全な明るさ」となっており、消費電力も低く抑えられるようです。


 個人的にはごく弱いと言っても眼球の中にある網膜に直接光を入れる方式なだけに、長時間利用した場合でも問題が無いのか気になるところです。



関連リンク
網膜ディスプレイ、ブラザーが2010年に発売へ(ITmedia)

ブラザーワールドジャパン2008

メガネ型網膜走査ディスプレイを開発(ブラザー工業)





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2008年9月4日の記事

「イミダス」と「知恵蔵」が休刊、Webサイト方式に移行

情報の正確性では書籍が優位に立っていると思うのですが・・・