スマートフォンの液晶やアプリに問題が生じるなど、今では、多くのユーザーがスマートフォンを使用していることによって、過去では見られなかったトラブルが起きるようになりました。
ですが、これらの問題が起きてしまう原因は「バッテリー寿命にある」ことを忘れてはいけません。スマートフォンは衝撃などで故障してしまうことはありますが、バッテリー寿命は「アプリの利用時間が長い、バックグラウンドで動作しているものが多い」、これらが原因になって消耗や劣化が早まることがあります。
そんなバッテリー寿命の対処法ですが、基本的に「低電力モードを設定している」だけで変化が見られるようになります。iPhone、Androidのどちらにも低電力モードは存在し、バッテリーアイコンをクリックするだけで低電力モードオンになるスマートフォンが増えてきました。
低電力モードオンになっているのかがわからない場合は、スマートフォン画面上部のバッテリーアイコンを確認してみましょう。緑・黄・赤などの色がバッテリーアイコンに表示されている場合、そのバッテリーアイコンはなんらかのモードにあります。緑や青は正常、黄は低電力モードオンのケースが多く、赤は電力消費量が上がっている、バッテリーが持たないことを意味しているケースが多いです。
低電力モード以外の対処法ですが、「メールアプリなどはバックグラウンドを停止する、画面の明るさは暗めに設定する、システムのアニメーション機能を弱める、アプリは自動ダウンロードしない」ようにするだけでも変化があります。これらの努力をされていると、消費電力量が20%以上もカットされるので、日々の無駄なバッテリー消費がいかにバッテリー寿命を削るのかがよくわかります。
ちなみに、バッテリー消費でもそうですが、電力消費量というのは「ディスプレイ」によって変動するので注意してください。例えば、液晶ディスプレイによって機能しているスマートフォンの多くは、液晶画面の明るさ設定に依存するような形で電力消費量が異なるのです。つまり、ハイスペックスマートフォンのような最新のものほど、よい液晶画面を採用しているので、ディスプレイ上の無駄が発生するようになっている・・・ということになります。
その他の対処法ですが、「GPSをオフにする」のも効果的です。GPSはSNSに連動するような形でひんぱんに動作する仕様となっているので、SNSなどGPSとの連携が必要ではない状況であれば、GPSをオフにしておきましょう。
また、「自動アップデートをオフにする」のも賢明です。スマートフォンアプリのほとんどは自動アップデートオンとなっていますが、正直なところあまり効果的ではないシステムです。ひんぱんに多くの人が利用されているオンラインシステム(OSなど)でない限りは、そこまで自動アップデートにこだわる必要はありません。
最後に「スマートフォンと熱の関係」についても知っておきましょう。スマートフォン、バッテリーが壊れやすいのは夏とされています。というのも、スマートフォンやバッテリーは「熱に弱い」という弱点があるからです。
バッテリーが熱を持つようになるとスマートフォンが全体的に熱くなるので、このような場合は日陰においておく、電源をオフにして放置してみるとよいでしょう。これらの簡単な対処法を取るだけで、より効率的なデジタルライフを送れるようになります。
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