みなさんはアドレスホッパーという言葉をご存じでしょうか。私は今日初めてこの言葉を知りました。アドレスホッパーって日本語で言うと住所を持たない人という意味です。
住所を持たないという事は住む家のないホームレスかと思いきやそうではありません。アドレスホッパーの住むところはホステル、ゲストハウス、シェアハウスなど。しかも日本のみならず海外にも進出しています。どうしてこういうことが可能なのか、これはすべてインターネットのおかげです。
今はインターネットがあれば家で仕事ができるという自由業の人が増えていますよね。アドレスホッパーはそれをさらに自由にしたものです。何が自由化というと家を持たないという事はまず家賃や住宅ローンに光熱費を払う必要はありません。住所は実家の住所にして郵便物は時々実家に取りに行けばよいし、今は証書等重要書類も郵送ではなくてネットで見れるという時代になって来ているのでそんなに困らないようなんです。そして確定申告時等必要な時にはそのダウンロードした書類をコンビニ等で印刷して提出すればよいだけです。
この働き方は一見大変そうに見えます。確かに家賃は払わなくていいけれども宿泊費や交通費はかかります。それにコワーキングスペースも借りる場合もあるでしょう。ただ精神的なストレスは少なくなります。毎日決まった時間に会社に行って上司の言われるがままに働きサービス残業や仕事後の同僚との付き合いは当たり前。それにこんなことを言っては何ですが隣の席に嫌いな人がいればそれこそ精神的ストレスはたまりまくります。
アドレスホッパーの必需品はスマホ、PC、そしてWi-Fi環境。この3つです。ホテルや旅館はWi-Fi環境が整っていますし、コワーキングスペースもWi-Fi環境が整っています。もう、ネット環境さえあればどこでも自由に仕事ができるという物です。アドレスホッパーという暮らし方。これはスキルのある方にとってはある意味一番自由で呑気な生き方ではないかと思います。だって縛られる制限はネット環境ただ一つですから。
私は、海外ノマドとして日本と海外を行ったり来たりしています。デジタルノマドを気に入っているところは、場所を選ばず、働くことができることです。海外ノマドをしている私が感じたデジタルノマドのメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
では、まず「デジタルノマドとは?」と思った人もいると思います。デジタルノマドとは、簡単に説明すると「PC1台で仕事をしながら旅をするライフスタイル」のことです。日本では、デジタルノマドもしくは「ノマドワーカー」「海外ノマド」という呼び名で呼ばれています。
インターネット環境とラップトップがあれば、どこでも仕事をすることができるので、カフェやコワーキングスペースがあれば仕事しながら、その街の風景や雰囲気を楽しむことができます。私が、この海外ノマドをしている理由の1つはこれです。
デジタルノマドのメリットとして、先程説明した「どこでも仕事ができる」と言うのがあります。他にも、「経費の削減」があげられます。どういうことかというと、デジタルノマドは、どこでも仕事ができるので、オフィスを構える必要がないですし、私服で過ごせる時間が多いためスーツ代などもかからず、通勤費用もかかりません。
移動するとなると、行ってみたい土地や観光スポットになるので、旅行気分で行くことになるので、通勤費用というよりは「旅費」というイメージで私は捉えています。他にも「時間の有効活用」もデジタルノマドのメリットですし、「自分のペースで仕事ができる」というのもデジタルノマドのメリットです。
メリットがあれば、当然デメリットもあります。しかし、私はあまりデジタルノマドのデメリットは感じないです。公共の場を仕事場にするので、「セキュリティ面に関しての不安」は常に日頃あるくらいのもです。あと、デジタルノマドは、オンライン打ち合わせや電話でコミュニケーションをとらなくてはならないので、カフェや図書館などで仕事をした場合、制限されることもあります。
デジタルノマドについて説明してきました。自分の時間を有効活用して、好きなところへ行き、好きな環境で仕事をするという素晴らしい仕事だと、私は感じています。魅力に感じたらぜひやっていみてください。