家事コーナー用のイスを新規購入しました。
購入したのはカルテル マスターズチェア をリデザインした ジェネリック商品です。
このチェアは、海外サイズのため座面が国産のイスより高く、オプションで脚カット(4000円)をしてもらえるのですが、実際に座ってみないと何センチカットしたら良いか分からず、DIYでたぶん切れるだろうと思い、ノーマル品を購入しました。
メインで座る妻が実際に座ってみると、やはり踵が浮いてしまいます。
座面を5cmほど下げればちょうど良さそうなので、脚を5cmカットすることにしました。
ただ、4本の脚を均等に、かつ 切り口が床と水平になるように切らないと、座った時にガタガタしてしまいます。
水平に綺麗に切る方法をネットで調べたところ、治具を作って切るというアイディアが見つかりました。
カットしたい高さの厚み(5センチ)相当の角材に、ノコギリの刃を両面テープで貼り付けて治具を作ります。
イスを床に置いた状態のまま、この角材付きノコギリを床に滑らすようにカットすれば自然に、4本の脚を均等に、切断面が床と並行になるようにカットできる、というわけです。
このとき、1本を完全に切ってしまうと、イスが傾いて残りの脚が綺麗にカットできないため、4本の脚を均等に少しづつ切れ込みを入れていくのがポイントのようです。
材質がポリプロピレンのため容易にカットできますが、切り屑がすごいです。(^^ゞ
4本の脚をすべて半切り状態にしたら、あとは順に完全カットしていきます。
4本とも綺麗に5センチでカットできました。
脚の裏には、傷防止のキャップが挿し込める穴が開いているのですが、カットするとこの穴が無くなってしまったので、Φ7.5mmのドリルで、深さ1cmほどの穴を開け直します。
穴を開け直したら、傷防止キャップを嵌め込んで完成です。
妻に座ってもらったところ、ちょうど良い高さになりました。
オリジナルの約半額のジェネリックチェアですが座り心地もよく、定番のデザインだけあって家事コーナーがいい感じになりました。
以上、治具の作成時間を含めても 30分ほどの作業でオプション代4000円が節約できました。(^^ゞ