先日、ウォシュレットを新品交換した部屋の方から、まだ水漏れが止まっていない、との連絡がありました。(´;ω;`)
急いで現場を見に行くと、確かにまだ水漏れがあるようで、念のためそのままにしてあった、水受けのバケツに水が溜まっていました。
水漏れ対策、振出しに戻りました。。。
ウォシュレットが原因ではないとなると、あとは貯水タンク以外には考えられません。
タンク全体の新品交換を覚悟しつつ、取り敢えずタンクの型番を調べて一旦帰宅しました。
TOTO製の SH371BA という型式です。
ネットでタンクの価格を調べると、安いショップでも、25000円ほどします。
前回交換したウォシュレットと合わせて40000円強の出費です・・・
諦めてポチろうと思った瞬間、ふと、もう少し調べてみようという気になりました。
すると、この型番の製品、タンクと便器の接続部分にある密結パッキンというものが劣化するとタンクの下部から水漏れするという事例がいくつか見つかりました。
嬉しい?ことに症状が今回の事例とほぼ同じです。
今回の原因はこのパッキンの劣化で間違いないと確信して、パッキンを購入することにしました。
パッキンの価格は、1000円足らず。
タンク丸ごと買う前に気が付いて良かった~。
パッキンが届いたので、早速、工事開始です。
まず、タンクと便器を結束しているボルトのナットを取り外して、タンクと便器を分離します。
タンクの底についている古い密結パッキンを取り外したところ、弾力性がなく潰れて変形していました。
水漏れの原因は、やはりコイツに間違いないでしょう。
新旧品を並べてみたところ、形状も違っていました。
より水漏れがしないよう、対策されているようです。
新しいパッキンを上下の向きに注意して取り付けました。
手を滑らしてタンクを落として割らないように最新の注意をしながら、元通りに取り付けます。
なお、今回、ネットの情報より、タンク上部の 「整流ジャバラ 補修ユニット HH11028S」という物も一緒に交換しました。
もともとは、ドーナツ形状の黒いスポンジが付いているらしいのですが、黒いカスのようなものしか残っていませんでしたので、一緒に購入しておいてよかったです。
作業完了後、入居者様に今回の修理内容を説明し、またしばらく様子を見てもらうようにお願いして帰宅しました。
幸いなことにその後、数日経っても入居者様から連絡が無いので、修理完了でしょう。
今回の水漏れトラブル、当初、原因を間違えて、まだ使えるウォシュレットを交換してしまいましたが、トイレの水漏れに関する経験値がひとつ増えたと思えば、安い勉強代です。(^^ゞ
今後、同じ建物の他の部屋で同様の水漏れが発生したら、即対応できると思います。
日々勉強の 素人大家でした。(^^ゞ