散歩道にたくさんタンポポを見かけるようになりました。タンポポは子供の頃から馴染みのあるどこにでも咲いてる花ですね、黄色と緑は好きな色です、心が和みます。
ところが現実世界に目を向けてみるときな臭い話が目に付きます。ロシアのウクライナ侵攻に勢いを得た魚みたいにやたらと防衛費拡大とか憲法改正とかを声高に叫ぶ政治家たちが目に付くようになりました。憲法も本当に改正になるならばそれでもいいと思いますが、実際は理想的すぎる現行憲法を改正する余地などないと思ってます。憲法は元々為政者の権力から国民を守るためのもの、緊急事態に乗じて独裁権力を認めることなど論外です。歴史を顧みれば古今東西権力者の詭弁と策略で民衆が気付いた時には既に遅し、基本的人権さえも奪い取られて為政者の意のままになり声も出せなくなってしまうことは枚挙にいとまがありません。権力を掌握した為政者は独裁に走ります、人間の支配欲は原罪のようなものでしょう。他人を自分の意のままにしたい、自己中心の心は誰にでもあるものです。だからこそ国家権力が暴走する術を託してはならないのです。曰く、戦後アメリカから押し付けられた憲法である、国を守るための軍隊を明記すべきである等々。自衛隊は今のままでいいのです、これまでも憲法解釈という釈明で存在を認めて来たではありませんか。違憲状態が続いてもそれはそれでやむなし、果て亡き軍備拡張を是認するような憲法にしてしまうよりもましです。私はそう思う。為政者は民衆の気持ちなど忖度してはくれません。ものの言えるうちにものを言い、考えるべき時に考え声を出すべきです。少なくとも選挙に行かないという愚行だけは避けましょう。選挙に言っても行かなくても同じ、自分一人くらい何のたしになるのか?などと考えると為政者の思うつぼです。民衆が無関心というのが為政者の得につながるのです、長い物には巻かれろ、寄らば大樹の陰、でいると結局自分自身や祖先に禍根を残す羽目になります。戦前の日本に回帰してはなりません。
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