日中本の架け橋の会

「日中本の架け橋」という会は、蔵書の処分に困る日本人の方と日本語の図書を必要とする中国の日本語学習たちを繋ごうとする会。

「日中本の架け橋の会」の主要な活動内容

2013-06-18 23:23:22 | 日記
「日中本の架け橋」の会は、蔵書の処分に困っている日本人と、日本語の図書を必要としている中国の日本語学習者たち、この両者を繋ぐ会です。日本語・日本文学の研究書、日本語教育の参考書や教科書などを収集し、日本語の図書がいちばん足りない中国内陸部の大学の図書室に寄贈することを主な活動としています。2009年12月に会が成立してから、2012年6月までに中国の11大学へ、計31回の寄贈活動を行いました。寄贈した日本語図書は5000冊以上に達しました。寄贈希望がある日本人の方々は、ブログにコメントをいただければ本の送り先を送りますので、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

「日中本の架け橋の会」の会則

2013-06-18 23:16:20 | 日記
           「日中本の架け橋」の会 会則
                             2012年7月16日作成

1.会の名称 本会は、「日中本の架け橋の会」と称します。
2.事務所  本会は事務所を東京都千代田区神田に置きます。
3.会の目的 本会は、蔵書の処理に困っている日本人と、日本語の図書が手に入らなくて困っている中国の日本語学習者をつなぐことを目的としています。
4.会の活動
       本会は前条の目的を達成するために次の事業を行います。
 (1)図書の寄贈を求めている中国の大学をリストアップします。また、それらの大学で求めている図書の種類・部数などを調査します。
 (2)蔵書の整理を行おうとしている人に呼びかけて、日本語学・日本文学・日本語教育の教科書・辞典類・日本文化に関する本など、中国の
学習者が求めている図書を収集します。
 (3)収集した図書のリストを作成します。
 (4)中国の大学にリストを提示して、必要とする図書を選定してもらいます。
 (5)寄贈を希望する大学に、希望する図書を寄贈します。
5.会員  本会は、本会の目的に賛同して入会した会員で構成します。会員紹介があれば入会することができます。
6.会費  会費は必要に応じて徴収します。
7.役割分担 役割分担は次のように行います。
  代表1名……会のまとめと渉外の仕事を行います。
  副代表1名……代表の補佐をします。
  財政担当者1名……本会で必要とする経費を分担します。
  事務処理担当者1名……図書のリスト作成し、希望大学と希望図書を打診し、図書を発送します。各大学の需要を整理し、発送情報を記録します。また、会の関連資料を作成し、保存します。  
  事務所担当者1名……国内から届けられる図書を受け取り保管します。会に関する通信物(領収書・礼状など)を受け取り保存します。また、金銭の出し入れと保管をします。
8.会則の変更は、会員の合議によって行います。

寄贈先:河南農業大学から学生の感想文をもらいました!

2013-06-18 22:52:34 | 日記
1.
 私たちの学校は今、日本語についての本があまり多くないから、私たちのような日本語科の学生にとって大変不便です。今度いろいろな日本語の本をいただいて、教科書の別教材として役に立つので本当にありがたいです。
以前には名前しか知らなかった本や、また名前だけ聞いていた作家の本に直接手に触れてわくわくしています。今後も日本語や日本語教育の方面の本をいただけたら、もっともっと日本語の本を読んで、日本語の勉強に一生懸命がんばりたいと思います。  張大恩


2.
 今回日本の皆さんは、たくさんの本を寄付してくださいました。私たちの視野を広げてくださいました。我々の勉強する意欲を励ましてくれます。私たちの夢に少し近づいたような気がします。
鄭州は北京や上海のような大きい都市ではありません。そのため、日本の会社も少ないし、日本人と接するチャンスも少ないです。どこの本屋・図書館にいっても、日本語で書いた本はほとんどありません。
私たちの日本語科は設立されて4年しか経っていません。大学の図書室にも参考になる本は本当に少ないです。ですから、日本の皆さんにいただいた本はうれしいし、みんな大切に読んでいます。                      午華蘭