ジョンさんすべって どんぶりこ
田んぼにハマって さあ大変
ハマり役のはず どんぐりが
ジョンさん助けてあげました♪
今日は特別編です。
たぬきさんは出てきません。
大好き大好き言いません!
(心ではいつも思ってるけど♡)
今日は一緒に暮らしていた
愛犬ジョンさんの命日です。
誕生日(と言われている日)
我が家に来て同棲を開始した日
この2日は忘れてなかったけど
命日は悲しいから忘れてました。
昨夜、ふっと思い出したので
今日は
ジョンについて書こうと思います。
私とジョンに主従関係はないので
「飼う」とか
「飼い主」とか言いません!
ジョンは
一緒に暮らした同棲相手です♡
(犬バカにありがちな発言... ( ̄▽ ̄;))
ジョンは同棲相手の私に似て
「運動オンチ」でした
(犬なのにね ( ̄▽ ̄;))
ウチはド田舎で、実家の周りは
見渡す限り田んぼばかりです。
稲刈りも終わったこの時期は
田んぼのあぜ道をリードもつけずに
好き勝手に走らせていました。
今なら怒られるけどね~ ( ̄▽ ̄;)
昭和だし、田舎だし、人も少ないし
何でもOKな時代でしたね。
(運動オンチだけど)犬だから
走るの大好きなジョンさんは
「ひゃっほ~い♪」 と
誰もいないあぜ道を全力疾走して
ぬかるみで
脚を滑らせて(しかも横滑り)
隣の田んぼにどんぶりこ ( ̄▽ ̄;)
ほんの一瞬だけ宙に浮いて
背中から田んぼに落ちる犬... ( *´艸`)
今は嫌な大人になっちゃったから
「うそ~ん」「なにしてんのよ(笑)」と
小馬鹿にして近寄ったと思うんですが
当時はまだ9歳ぐらい(だったかな?)の
清らかで心優しい乙女だったので
ジョンの非常事態にダッシュで駆け寄りました。
稲刈り後の
グッジュグジュで
ドッロドロの田んぼに
背中がハマって
動けないジョンさん... ( ̄▽ ̄;)
マンガみたいに
足をバタバタする元気もないのか
ちょっとだけ
ヒクヒク足を動かしながら
なんとも情けない顔をして
涙目で私を見上げてきました (´;ω;`)
ぬかるみに
背中がズッポリはまった
体重10キロぐらいある犬を
小学生女子が
助けるのは結構大変 (´;ω;`)
でも
真冬の田舎は人がいないさ~。
稲刈り終えた田んぼには
春まで誰も来ないさ~。
あたりを見まわしても
田んぼとぽつんと一軒家が
数軒しかないさ~。
片足を田んぼに入れて
こっちも
ドロッドロになりながら
なんとか
田んぼから引きあげました~!
ふさふさした毛が
可愛いジョンは
こげ茶色の
謎の物体に変わっていて (゜゜;)
寒いのか、怖かったのか
ずっと小刻みにブルブルしてて
ブルってる
こげ茶色の塊にリードをつけて
寒空の下
家まで引きずって帰りました。
ドロドロのヤーツを
なんとか抱えて
お風呂まで連れて行って
洗ってあげると
さっきまで
ブルってたのが嘘のように
「うえ~~い♪」 と
走り回るジョンさん ( ̄▽ ̄;)
同棲相手に似て
頭も残念な子でしたね ( ̄▽ ̄;)
でも、最っ高に
可愛い子でした♡ヾ(*´∀`*)ノ
こんな
エピソードを紹介されるなんて
ジョンさんには
不本意かもしれないけど
稲刈り後の
田んぼを見るたびに
あのときの情けなくて
可愛い姿を思い出します♡
世界広しといえど
「背中から田んぼに落ちた犬」は
私の愛するジョンさんだけ!
そう思うと
誇らしくて愛おしい♡
さよならして今日で丸23年
(私も歳をとるはずだわ... ( ̄▽ ̄;))
何年たっても
私の心をいつも
あたためてくれるジョンさん。
これからも
自由に走り回っていてね♪
天国には
ぬかるんだ田んぼがないことを
祈ってるよ ( *´艸`)