こんにちは!
こちら青森県では、連日の寒波で冬らしい降雪がありました。
僕の住んでいる南部地方の積雪はだいたい5センチほどですが、県内の情報を見ると青森市で30センチを超える積雪になっているようです。
昨年、青森市での雪かきを助けましたが、4日間ほぼ寝ずに雪かきして回ったりしていました。弘前市には6年ほど住んでいましたが、冬を青森市で過ごしたのは初めてでした。それこそ別な国に来たかと思うぐらい別格な雪の量!
そんな我が県の雪の本場を経験した後では、南部地方の「ぱふぉらっと」した雪は逆に嬉々として雪かきしたくなります。
近隣の人が動き出す朝5:00くらいに一人暗闇で黙々作業・・・
どうしてこんなに大変なことを喜んでやるのか?とよく聞かれますが、理由がいくつかあります。
理由①運動の時間
夏は寝ないで動き回っているので痩せていきますが、冬場はもはや冬眠モード。全然外に出ないで常に何か口に入れているので一瞬で太ります。だからこそ、軽く息が上がる程度の負荷を体にかける良い機会となるのです。
理由②音声学習の時間
雪のない時期は津軽と南部を往復する長時間運転中にいろんな情報を耳から入れて学んでいます。落語や万葉集、全くわからない理工学系の話も聞いたりしています。運転する時間がなくなり、家でゴロゴロするようになれば全くそんなことをしなくなります。
だからこそ、強制的にやる気スイッチを入れ、時間を無駄にしないようにするために、集中しながら学べる環境が雪かきによって誕生するのです。
理由③コミュニケーションの時間
もはや雪かきの楽しさの8割はこれと言って良いでしょう。普段は近隣にどんな人がいるのかはわかりません。しかし、雪が積もればいろんな人が除雪作業をしています。
普段は道で行き合うけど挨拶程度で終わる人とも共通のテーマで会話が弾みますし、大変なことを一緒にやっていると親密にもなれます。出勤時にすれ違うツンとした雰囲気のお姉さんが実は笑顔あふれる素敵な人だということがわかったり、いつも無口なやんちゃ系お兄さんが実は人情深くてちょっと可愛いところがあるのがわかったり、そういった新しい情報を得るのが積極的にコミュニケーションをとっていく楽しさであります。
みんなきっかけさえあれば分かり合えるんです。
そこで、体力を持て余している僕はスコップ片手にいろんな場所に向かうわけです。みなさんの困りごとを解決するのが使命ですし、僕自身も楽しい。もちろんこれを続けていくためにも、依頼された事を達成したら報酬はしっかり頂戴します。
先日購入した武器「スノーダンプ」体力派が持てば鬼に金棒。
僕は体や人生に、ある程度の負荷をかけたほうが良いと学生たちに教えています。
負荷=ストレスがあるからこそ、自身の成長につながりますし、普段気づかない日常の些細なことにも気付け、感謝できるようになります。
だからこそ、雪や雨をどうやったら楽しめるかを考えていきたいですよね!