ひらけた場所に出てふと見上げると、丘の上に
それはそれは見事な桜の大木が花を咲かせていた。
見事という言葉では足らない、目を見張るほどの巨樹。
幽玄さをも醸し出すその木に近づくと、
枝にぶら下がっているのはきれいな桜の花びらと、
そしてなぜかたくさんの煮干し。
桜と煮干しのコラボ。
なんじゃそりゃ。
そんな夢な。見たんやな。どうでもええな。
しかし煮干しが夢に出てくるとは、ねこあつめのしすぎやな。
目が覚めて、布団の中から虹色ジーンを見ていたら
聴きなれた曲が流れてきたわ~
シベリアンのSlovenian Morningやった。
やっぱりシベリアンの曲は素敵な曲やな~
私にとってシベリアンは
特別な時期に好きになった特別なバンドであります。
数年に一度、十数年に一度かな?
食べられない時期ってのがありまして、
とは言え生きるのに最低限の食事は摂取するんやけど
自分の中から「食欲」という欲望が全く消え失せる感覚。
無意識化で生に対する執着が薄れていたのかもしれん。
そうすると、逆になんらかの感覚器官が鋭敏になっていたような、
そんな気がする。(今は超鈍感)
まぁそんな時期に出会ったもんやから
ズバーっと入ってきたんやな~
超感覚器官が鋭敏であったその頃、
自転車に乗りながらサンジェルマンという曲を聴いていたら
一瞬、ザ・ワールドの能力を身に付けたような感覚になった。
時が止まったというか、次元の壁を超えたような、、、
大丈夫です大丈夫です、変なハーブとかしてません。
それほど、肉体との結びつきが弱まってたかもしれんその時期に、
私にはシベリアンが必要やったんやろうな~
食欲減退期を終えて、モリモリ美味しく食事が出来るようになり
(もう今ではコントロールできないほどの食欲でございますが)
シベリアンは活動を休止されるという、そのタイミング。
人によってそれぞれの関わりというものがあると思うけど、
私にとってのシベリアンストーリーはそんな感じ~
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