先日、太鼓のレディース軍団で飲み会がありました。
その中の1人の方のお話。
故郷から離れ1人暮らされているその人のもとに、
ある日実家のお母さんから、便箋4枚からなる
「こうしたほうがいいのではないか」という
その人に対する意見がつらつら書かれた手紙とともに、
その具体策として本まで一緒に添えられて届いたらしい。
その話を聞いた瞬間の皆の顔→∑(゚Д゚)
もう立派に成長されている娘さんに対して、
そこまで自分の思いを押し付けるお母様に→∑(゚Д゚)
それで、普通ならば「うちの母親信じられんやろー」
という愚痴で終わってしまいがちなこの話ですが、
その人は違ったんですねー。
届いて読んだ瞬間はもちろんムカついたし、
いくらでも反論することはできたけど、
一旦2、3日寝かせてから、再度読み直し受け止めて
お母さんに「分かりました」とメールをしたそうです。
変わりたいと思うときはだいたい自発的なもので、
人から言われて変わろうと思える人はなかなかおらんと思う。
甘えられる身近な存在から言われたなら、なおさら反発しがちや。
でもその人はいっときの感情をぐっと飲み込んで、
さらに素直にお母さんの意見に耳を傾け、
自分を変える、という選択をされたのですねー。
そこまで聞いた時の皆の顔→*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
場の空気が一気にキラキラしたような気がしましたよ。
少なくともその話を聞いてる時の私の目はキラキラしてたはず。
そこから皆が自分にできるアドバイスはないかとか、
何か手伝えることはないかとか、
そういったすごく前向きな空気が一気にあふれたのであります。
ともすれば愚痴大会になりかねない話やったのに、
その人の受け取り方、受け入れ能力によって、
そうやって素敵な場が作られることがあるのかーと、感動しましたわ。
最近は、ポリシーを貫き通す人より、
素直に自分を変えられる人、変えようと努力できる人のほうが
大人力が高い気がしています。
いやー、いい話が聞けて良かった。自分も見習わなあかんなー。
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