オム・サンド、アンシム叔母、テクペはアンシムの店で・・・
アンシム叔母:「ハリュはまだ33なんだよ。あんなに若いのに あのクズみたいなチュ・ダヘの後を追いながら大事な時間を潰すなんて。」
オム・サンド:「何行ってる。男はここで生きるのよ。(と言って胸を叩く)
一日でもここがすっきりしないとダメなんだよ。
ハリュの復讐は続くよ。」
アンシム叔母:「ハリュが立派に暮らすことが出来たらそれが復讐だよ。
テクペ、早くハリュを連れてきて。復讐なんてやめさせて。」
オム・サンド:「何言ってるんだよ。チュ・ダヘは人殺しの魔女なんだよ。
魔女は狩るべきだ。」
アンシム叔母:「復讐を言い訳に今まで何人死んだと思ってるの?
ハリュの胸にこんなに大きな傷ができちゃったのよ。
チュ・ダヘを刑務所へ入れることくらいで済むと思う?」
オムサンド:「復讐できても後悔するし できなくても後悔するんだよ。
それだったら やって後悔する方がましなんだよ。!」
アンシム叔母:「もう店を占める時間だから帰って!」
皆ハリュのことを思ってくれてる・・
その頃ハリュは一人お酒を・・・
トフンのことを思いだしながら・・・
ハリュ 家へ帰ると父が待っていた。
ハリュ:「父さんお酒はだめですよ。」
父:「平気さ。医者もビールの一杯くらいは大丈夫だって言ってたぞ。
お前も一杯どうだ。
最近大変だろ。顔色が悪くてすぐわかるんだ。飲みな。」
ハリュ飲む。
父:「忘れてたろ。今日がお母さんの命日だぜ。
顔も知らないお母さんの命日なんて 覚えててもしょうがないよな。」
ハリュ:「すみません、お父さん。」
父:「母さんはお前らを産んですぐ亡くなっただろ。
あの頃はお金も手助けもいなくて 俺一人でお前ら二人を育てるのはかなり大変だったんだ。
いくら大変でも二人を育てるべきだったな。
俺がお前の弟を捨てたんだ。
俺の罪は死んでもなくならないだろう。」
ハリュ:「父さん。。大丈夫ですよ。もう過ぎたことでしょ。」
父:「もし俺がハリュに会うことができなかったら伝えておくれ。
俺が毎日後悔してたって。今まで毎日だ。わかったな。」
ハリュ:「あとでお父さんが直接会って 話せばいいじゃないですか。」
父:「知ってるんだよ。会えないってこと。
さぁ お前も一杯どうだ。」
>知ってるんだよ。会えないってこと
どういう意味??
タヘはニューヨーク行きの一番早いチケットを予約していた。
そして機内の中。。
これ。。前にもあったシーンですが・・
ソク・テイル:「急に飛行機のチケットを送ってくださり驚きました。
どうしてアメリカ行きの飛行機ですか?
タヘ:「ニューヨークまでの14時間の間 一番安全なところだからです。
ぺク会長にも邪魔されないところですね。
最近たいへんでしょ。会長から選挙の出馬を止められましたね。」
ソク・テイル:「14時間の間 私たちが話すことって何でしょう。」
タヘ:「結論からいいます。
韓国の次期大統領はソク・テイルです。
出馬してください。ペカクを犠牲にしたら 十分勝てます。」
ソク・テイル:「ペカクを裏切れと?」
タヘ:「お互い遠まわしな言い方はやめましょ。
本当はぺク・チャンハク会長を軽蔑しているのでは?」
ソク・テイル:「ペカクの家から追い出された嫁さんにできる 最高の復讐になりますね。」
タヘ:「ペカク家ではソク・テイルさんの事を ペカクの犬だと読んでいましたよ。
お互いが必要な存在だと思いますが。
私にはペカクをつぶせる資料があります。」
会長から盗んだ機密書類を見せる。。
タヘ:「ニューヨークに着いたら 記者たちに上手く話せばいいと思います。
出馬を諦めたんじゃなく 出馬の宣言だと。
ペカクを踏み台にして もう一度はじめるんです。」
場所変わって トフンの病室。
ドギョンが看病している。
ドギョン:「トフン 私の声が聞こえる?話したいことがあるのよ。
目を覚まして聞いてくれる?できるよね?
ごねんね。姉さんを許して。」
会長の部屋では。。
突然ソク・テイルがやってきた。。
あれ?。。ニューヨークじゃなかったっけ??
ソク・テイル:「トフン君の具合はいかかですか?」
会長:「医者はよくなったとか言ってるけどな。」
ソク・テイル:「それはよかった。」
会長:「それで何の用だ。」
ソク・ている:「あ。。今度の選挙出馬させていただきます。
機密書類を持って逃げたチュ・ダヘ。まだつかまりませんか?」
会長:「ソク・テイル。口の聞き方が随分無礼になったな。
頭が狂ったか?」
ソク・テイル:「会長こそ 口の聞き方に注意してください。
有力な大統領候補にそれはないでしょ。
私が当選したら 選挙費用は予定どおりペカクで担当してください。」
会長:「このやろう。」
ソク・テイル:「じじいがやかましいな。」
ソク・テイル部屋を出て行く。
タヘとソク・テイル 川原で。。
ソク・テイル:「居心地はいかかですか?」
タヘ:「いいところを用意してくださってとてもいいです。」
ソク・テイル:「会長にはこちらの意思を伝えました。
頭がいい人なので意味がわかったと思います。
ペカクグループは 私たちの経済支援をしてくれるでしょう。」
タヘ:「私にかかっていますね。」
ソク・テイル:「その通りです。
トフン君のことですが。具合が少しずつよくなっているようです。
ぺク家はまだ潰れませんね。
トフン君は回復してるようです」
タヘの顔色が変わりましたね・・
余計なこと言わなくていいのに~~。。。
タヘ トフンの病室へ・・
タヘ:「トフンさん。ごめんね。ごめんね。。」
ん??タヘ。。何かした??それとも何もしなかったの??
ドギョン トフンの病室に戻る・・
戸を開けたが タヘはもういない。。。
そして 回想シーン。。。
トフン:「姉貴、付いてくるつもりか?」
ドギョン:「あんたの入学式だし、当たり前でしょ。」
トフン:「小学校じゃないんだよ。俺、高校生なんだぜ。
皆が見てるのに。」
ドギョン:「弟の入学式に行くのに何が悪いのよ。」
お尻トントン
トフン:「だから、これやめてくれよ。
帰ってくれよ。」
ドギョン:「わかったわ。すぐに帰ってくるのよ。キムチご飯作ってやるから。」
トフンふりかえって。。
トフン:「お母さん!」
ドギョン トフンの横で寝ていたが トフンの手が動くのに気づき目が覚める。
トフンを見ると目を開け笑ったように見える。。
が・・
そのまま息をひきとった。。。
会長の話だと 医者はよくなってるって言ってたよね。。
やっぱりタヘが何か??
う~~~~~~~~~~ん。。。。
タヘも新聞で トフンが亡くなったという事実を知る・・
そして涙する。。
ドギョン 憔悴しきった表情で トフンの部屋へ行く。
そこで タヘのものを壊し始める。
そしてタヘとトフンの結婚式の写真も。。
Ⅲに続く。。。