ティリオンはドーラン・マーテル大公を出迎えに行くが、代わりに公弟オベリンが出席すると分かり不安を抱く。オベリンは既に到着していて愛人のエラリアとリトルフィンガーの娼館へやってきていた。オベリンはオリヴァーに興味を示し服を脱げと迫る。すると「キャスタミアの雨」を歌う声が聞こえ、ラニスター家の騎士に因縁をつけて手に剣を刺す。そこへティリオンが現れてオベリンと本音で話をすると「以前王都へやってきたのは姉のエリアとレイガー・ターガリエンの婚儀だった。エリアは子供も産んだがレイガーがリアナ・スタークに走り、戦が始まり王都をタイウィンが奪った。甥や姪は殺されエリアはマウンテンに犯され真っ二つに斬られた」とラニスター家への恨みを語られる。欧米ドラマDVD
母と兄を失ったサンサはロブの体にダイアウルフの頭が縫い付けられ、喉を斬られた母キャトリンは川へ放り投げられたと知ってから食事が喉を通らず、眠れずにいた。シェイはティリオンに迫るが拒まれた上、ダイヤで追い払おうとしたと苦言する。しかしその話をサーセイ手の内の者が聞いていた。その後、サンサの前に昔ジョフリーから助けたドントスが現れる。道化になったがサンサのおかげで命があると、その礼に母から伝わる首飾りを贈られる。
ジェイミーは黄金の義手を手に入れる。サーセイは自分を一人にしたうえ腕まで失っているとジェイミーに怒りをぶつける。オレナとマージェリーが婚儀の計画を立てているとブライエニーがやってきてレンリーを殺した影はスタニスの顔だった、敵を討つと告げられる。ジェイミーがジョフリーと婚儀の護衛について話していると『兄弟の書』を見つけ、ジェイミーが何も書いていない。利き腕がなく守れるのかと嫌味を言う。ジェイミーは左手で闘えると告げる。ブライエニーはキャトリンとの約束はどうしたとジェイミーに詰め寄るのだった。
日本でもシーズン1が放送された米HBOのファンタジー大河ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 第四章』。アメリカではシーズン3の初回が放送されたばかりだが、早くもシーズン4の製作が決定した。
なお、現在放送中のシーズン3は、ジョージ·R·R·マーティン作の原作小説「氷と炎の歌」シリーズにおける第3巻『剣嵐の大地』の前半部をベースとしている。ゲームオブスローンズ第四章はこれに続き、同巻の後半部を映像化。過去シーズン同様、10話編成となり2014年初頭に放映される予定だ。
それにしても、全7巻として構想されている原作小説はまだ第5巻までしか刊行されておらず、ドラマに追いつかれてしまうのではないかと危惧されている。この危惧に対し原作者のマーティンは、「ドラマが追いつくにはまだあと3年はかかるだろうから、それまでに一冊は書き上げる。DVD販売すると映像化にはさらに2シーズンかかるから、その間に最終巻を書き上げるよ」とコメントしている。