SBS水木ドラマ「匂いを見る少女 DVD」(脚本:イ・ヒミョン、演出:ペク・スチャン、オ・チュンファン)でムガク(JYJ ユチョン)の家と警察署、ジェヒ(ナムグン・ミン)の家が公開され、本物の家なのかスタジオなのかを尋ねる問い合わせが殺到した。調べてみるとこれは約1,157平方メートルの広さを誇るスタジオであることが明らかになった。
SBS一山(イルサン)制作センターにあるこのスタジオは、ペク・スチャン監督とシン・スンジュンデザイナー、ホ・ジョンピルデザイナー、キム・サンウクインテリアデザイナーの数回にわたる会議の末に誕生した空間だった。まず警察署は連続殺人犯を捕まるための特殊捜査本部に事務室、会議室、映像分析室、取り調べ室など合わせて約462平方メートルで設けられ、その隣にムガクの家が66平方メートルのメゾネットタイプで用意された。
また、スターシェフとして有名だが、実はバーコード連続殺人事件の犯人であるジェヒの家は、リビングルームや秘密の書斎、監禁ルームなど「匂いを見る少女」、なんと628平方メートルの大規模なセットが作られ、計1,157平方メートルに至るスタジオで制作された。このスタジオの制作のため制作陣はデザイン作業や制作、設置に約2ヶ月をかけた。
特にジェヒの家は制作陣の細かい努力が至る所に隠されている。スターシェフ ジェヒのイメージを表現するため、リビングルームの真ん中に料理ができる空間を作り、前から見られるように配置した。そして、有名シェフと殺人犯という両面性を見せるため、美しいホワイトカラーに荒々しいコンクリートの質感を組み合わせた。