正に秘境中の秘境
思い付きで行ったのよ
前々から気にはなっていたの
でも 色んな理由で行けず仕舞い
実はこの日も 恐山に行こうと思ってた
でも出かける段になって
急に頭に浮かんだのよ
仏が浦行こう!って


仏が浦って名前ですからね
海岸 つまりビーチを想像したわね
海岸線にゴツゴツした岩が並んでるって
それが仏さまに見える
確かにそうだったわね
但し そこに行くまでが試練だったわ
海岸線を目指して ひたすら山の中を走るの
(なぜ?と思った方は 実際に行ってみてね)
山道は涼しい
その涼しい風を求めて 窓を開けて走ったら
アブがガンガン入って来るの
この辺りは 8月に入ったらアブがいるの
それも大量に!!!
すっかり忘れてたわ
アッと思った時には 大きなアブ(オオスズメバチかと思ったわね)が入って来て
運転していた私の太ももに止まったのよ
そのまま気を失いたかったわ
「ママ 落ち着いて減速
そのままゆっくり路肩に停めて」
田舎生活が板についてる娘 頼もしかったわ
(娘 車の中にあった団扇を構えて)
「停まったら ゆっくり扉を開けて」
私が扉を開けると そのまま一発でパン!
見事アブは 弾かれて車外に飛んでいきましたわ
その間 わたくし息が止まっておりました
気を取り直して ひたすら山道を走る
どんどん登って展望台へ


そこから最寄りの駐車場まで10分くらいだったかしら
そう 駐車場も山の中…
降りたら やっぱりアブが群がってくるのよ
なんでや!
私ら美味しくないってー!
海岸線に降りて行く遊歩道に向かって猛ダッシュ
危険
あまりにも危険
その遊歩道も山の中
嫌な予感
そこへ 下から上がって来たとみられるオバサマと遭遇
彼女は顔をゆがめて 息も絶え絶えにこう言われましたの
「ここはエライよ
ほんとにエライ…」
その理由はすぐに判明
山道を抜けるとそこは階段


「冬は滑ります」
いやいや 冬でなくても滑りそうですがな
転がるように階段を降りて行く
帰りのことは…あまり考えたくないわね…








着いたところは真っ白砂浜と
そびえたつ奇岩
エメラルドの海
…ウニ!…(見るだけね)
正に極楽浄土…!
然しここにも罠
うっとり見とれてたら いきなり左足の膝に痛み
アブ!
ここにもちゃんとアブはいましたわね
帰りは大汗かいて
息も絶え絶えになりながら
来た道を 階段を上りましたわ
極楽浄土には そう簡単に行けないって
たどり着いても そう簡単には帰れない
それも含めて 仏が浦だったわね
(私たちだけ?)
帰って来てから調べましたの
仏が浦
仏が浦の遊覧船ツアー
この後はお約束の温泉
あまりにも汗かきすぎて 車に乗るのがはばかれる
持ってきたバスタオルをシートに敷いて
背もたれ倒して乗りましたわ
ここから30分で行ける温泉が
湯の川温泉
とてもこじんまりとした感じの良い温泉でしたけど
入口のおじさんが 娘が持っていた団扇を見て
「団扇!それいいわ
持って入った方がいいよ
この時期アブがおるから…」
ハイ 内風呂から階段降りて行く
森の中の川に面したとても感じの良い露天は
アブがぶんぶんで とりあえず降りて行った私は逃げ帰る羽目に
逃げ帰って内風呂に飛び込んだわたくしは
ジモッティの 熱い視線を浴びましたの
「アブ? やっぱりねぇ
こっち(内風呂)にもいたのよ
さっきやっと追い出したところよ」
こんな内容のことを 地元の言葉で口々におっしゃられておりましたわ
アブから始まり
アブに終わった一日でしたわ
因みに アブに噛まれた所は
熱ーい温泉に入ったことによって さらに痒さが増しましたの
当り前ですわね …
でもね
一か月経っても未だに痒いって
あり得んわぁ
Marilyn
思い付きで行ったのよ
前々から気にはなっていたの
でも 色んな理由で行けず仕舞い
実はこの日も 恐山に行こうと思ってた
でも出かける段になって
急に頭に浮かんだのよ
仏が浦行こう!って


仏が浦って名前ですからね
海岸 つまりビーチを想像したわね
海岸線にゴツゴツした岩が並んでるって
それが仏さまに見える
確かにそうだったわね
但し そこに行くまでが試練だったわ
海岸線を目指して ひたすら山の中を走るの
(なぜ?と思った方は 実際に行ってみてね)
山道は涼しい
その涼しい風を求めて 窓を開けて走ったら
アブがガンガン入って来るの
この辺りは 8月に入ったらアブがいるの
それも大量に!!!
すっかり忘れてたわ
アッと思った時には 大きなアブ(オオスズメバチかと思ったわね)が入って来て
運転していた私の太ももに止まったのよ
そのまま気を失いたかったわ
「ママ 落ち着いて減速
そのままゆっくり路肩に停めて」
田舎生活が板についてる娘 頼もしかったわ
(娘 車の中にあった団扇を構えて)
「停まったら ゆっくり扉を開けて」
私が扉を開けると そのまま一発でパン!
見事アブは 弾かれて車外に飛んでいきましたわ
その間 わたくし息が止まっておりました
気を取り直して ひたすら山道を走る
どんどん登って展望台へ


そこから最寄りの駐車場まで10分くらいだったかしら
そう 駐車場も山の中…
降りたら やっぱりアブが群がってくるのよ
なんでや!
私ら美味しくないってー!
海岸線に降りて行く遊歩道に向かって猛ダッシュ
危険
あまりにも危険
その遊歩道も山の中
嫌な予感
そこへ 下から上がって来たとみられるオバサマと遭遇
彼女は顔をゆがめて 息も絶え絶えにこう言われましたの
「ここはエライよ
ほんとにエライ…」
その理由はすぐに判明
山道を抜けるとそこは階段


「冬は滑ります」
いやいや 冬でなくても滑りそうですがな
転がるように階段を降りて行く
帰りのことは…あまり考えたくないわね…








着いたところは真っ白砂浜と
そびえたつ奇岩
エメラルドの海
…ウニ!…(見るだけね)
正に極楽浄土…!
然しここにも罠
うっとり見とれてたら いきなり左足の膝に痛み
アブ!
ここにもちゃんとアブはいましたわね
帰りは大汗かいて
息も絶え絶えになりながら
来た道を 階段を上りましたわ
極楽浄土には そう簡単に行けないって
たどり着いても そう簡単には帰れない
それも含めて 仏が浦だったわね
(私たちだけ?)
帰って来てから調べましたの
仏が浦
仏が浦の遊覧船ツアー
この後はお約束の温泉
あまりにも汗かきすぎて 車に乗るのがはばかれる
持ってきたバスタオルをシートに敷いて
背もたれ倒して乗りましたわ
ここから30分で行ける温泉が
湯の川温泉
とてもこじんまりとした感じの良い温泉でしたけど
入口のおじさんが 娘が持っていた団扇を見て
「団扇!それいいわ
持って入った方がいいよ
この時期アブがおるから…」
ハイ 内風呂から階段降りて行く
森の中の川に面したとても感じの良い露天は
アブがぶんぶんで とりあえず降りて行った私は逃げ帰る羽目に
逃げ帰って内風呂に飛び込んだわたくしは
ジモッティの 熱い視線を浴びましたの
「アブ? やっぱりねぇ
こっち(内風呂)にもいたのよ
さっきやっと追い出したところよ」
こんな内容のことを 地元の言葉で口々におっしゃられておりましたわ
アブから始まり
アブに終わった一日でしたわ
因みに アブに噛まれた所は
熱ーい温泉に入ったことによって さらに痒さが増しましたの
当り前ですわね …
でもね
一か月経っても未だに痒いって
あり得んわぁ
Marilyn
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