EAST JUNIOR FAN CLUB

青森市内の学童軟式野球クラブチーム「イースト・ジュニア」を応援するブログです。

応援

2010年03月05日 | EJ雑感
2月27日(土)に放映された
「所さんの目がテン」をご覧になったろうか。

番組タイトルは「応援を科学する。」だった。



バッティングセンターで
バッターボックスに入った選手に対して、
応援団とチアリーダーがありったけの応援をする。


すると、バッターの成績は・・・。


見事に下がった・・・。







次は、スポーツジムでの
ロードランナーを利用してのランニング。

目の前で、同じように応援されると・・・、


タイムは見事にあがった。





番組では、スポーツによって
応援が、効果的な場合とそうでない場合があると
解説がされていた。



マラソンなどのエネルギー系の競技には、
応援は効果的に作用し、

野球やカーリングなどのスキル系と分類される競技には、
応援は、あまり効果を上げないどころか、
逆効果ということもあるということだった。



思うに、

一瞬の集中力を必要とする場面が多い競技では、
言葉による応援は、
選手の集中力を妨げるのだろうなと思った。





わが子が、バッターボックスに入る。
当然、親は、ありったけの声で応援する。


「ガンバレー!!」
「打てー!!」


あるいは、

「高めのボール球は振るなー。」

など、技術的な応援もあるかもしれない・・・。



しかし、これは、バッターボックスで、
相手ピッチャーの投球に集中しようとしている選手には、

迷惑な・・・
騒音以外の・・・

何物でもないのかもしれない・・・。



応援は、バッターボックスに向かうまで。

そして、クリーンヒットを打った後には、
われんばかりの拍手喝采を送りましょう・・・。



とは、いいながらも・・・

現場(試合)では、
子ども以上に、
親が盛り上がっちゃうんだよなー・・・


そもそも、我を忘れて応援しているのに、
「TPOをわきまえて応援しましょう・・・。」といっても、
無駄のような気がする。









さて、もう一つ、番組で紹介されていたのは、

「ガンバレー!」と
「カッコイー」の比較。



番組では、高い所が苦手な男性に、
バンジージャンプにチャレンジしてもらう。

その際、飛び降りるまでの時間に、
応援が、どのように作用するかを検証していた。



20代の男性が、ジャンプ台に立つ。

当然恐い・・・。
足が竦む・・・。


そこに、真下から、

「ガンバレー」の黄色い声。


最初にチャレンジした3人の男性は、

「ガンバレーと言われたって・・・」
「人事だと思って・・・、飛び降りるのはオレなんだけど・・・」

など、ブツブツ言いながらも、
平均9分30秒ほどで飛び降りた。



さて、次の男性3名。

同じようにジャンプ台に昇った彼らに
投げかけられた黄色い声は、

「カッコイー」の大合唱。

この声に、男性陣は、
平均2分30秒で飛び降りるのだった。




「男って、本当に馬鹿よねー、」

という解説も当然あると思うが、

これが、最新のスポーツ心理学の研究成果なのだそうだ。


番組曰く、

頑張っている人に「ガンバレー」といっても殆ど効果はなく、
むしろ「カッコイー」などと誉めてあげるる方が
効果的な結果を生むということらしい。



最新のスポーツ心理学・・・。



豚もおだてりゃ木に登る。

という、古い諺があったと思うが・・・。
(ちょっと趣旨が違うか・・・。)



まあ、やっぱり、
「誉める。」ということは、

EJチビッコ選手達には、
なおさら必要なことだと、

再度、思った次第です。






(よーし、誉めるぞー)



・・・。



どこを誉めればいいのか、

ちょっと、苦労しそう・・・。






by mino












原別小学校体育館練習風景。
(監督がバッティング指導中)
よく見ると、全員が帽子をとって監督の話を聞いている。



「エライ!」

「すごい!」

「素晴らしい!」


いや、ホントに。






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2 コメント

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Unknown (EJファン)
2010-03-05 23:32:42
私も、「頑張れ」という日本語は、もはや死語にしていいと思っています。
最近のわが国の風潮は、「褒めて、その子の能力を引き出す」
だとすれば、「頑張れ」よりも、「すごい、かっこいい」と言ってあげたほうが、どれだけその子の潜在能力を引き出すか。
次回(3月20日の練習試合)からは、少しその事を意識して、応援しようと思っています。
監督・コーチは立場上厳しい事を言わざるを得ませんが、その上親が同じような事を言えば、子供は間違いなくへこむと思います。
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高見盛な息子 (mino)
2010-03-18 08:22:05
返信が遅れました。

試合当日に我が息子は素振りをします。
その際、傍らで、
「いいスイングしてるねー。」、
「おっ!今の振りはレフト前ヒットだよ。」
などと持ち上げます。

今のところ効果はありませんが、試合前にプレッシャーをかけるよりはズーっと良いようです。
息子は、高見盛のような性格(喜怒哀楽がハッキリしている。)をしているので、長男より、少し気を使います。
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