先週の続き。
キャリパーをバイク本体から外して、揉み出しを行っても動きの悪いピストン。ガレージから自宅まで持ち帰り、土曜日に分解してみた。
お湯でジャブジャブ洗いたいので洗面所を使ったけど、後で掃除が大変だった。
ピストンをある程度出した状態で割りたかったけど、他のピストンが抜け落ちそうだったので対抗側は凹んだまま(汗)
近くのバイク用品店でピストンプライヤーを購入した。動きが悪いし引き抜けるか不安だったが。。。
じわじわと少しづつ抜けてきた。時間はかかったが何とかなった。
ピストンの内側はガリ傷だらけになったけど、外側じゃないので影響はないでしょね。
かなり汚れてるんじゃないかと思ったけど、思いの外だった。
#2000の耐水ペーパーで擦って汚れを落とした。
近くのホムセンでシールピックセットを購入。爪楊枝でも良かったんだけど(笑)
シールを剥がすと溝に多少の付着物が有った。洗面所に歯間ブラシが有ったので使ってみたがやわすぎたので、爪楊枝で刮げ落とした。
大体の汚れは落ちたので、後は乾燥させる。
こんな感じでフロントキャリパー左右セットを分解清掃してみた。
お次はリアキャリパー。
作業内容は殆ど同じ。
リアのピストンは点錆があったけど、ピカールで綺麗になった。
こちらのシールの溝も付着物が多い。溝が滑らかになるまで掃除した。
土曜日の作業はここまで!
翌日曜日、シール類を取り付ける。こんなに沢山( ̄▽ ̄;)
パーツ代¥8,450
結構なお値段。。。
シールの組み込みの際、指がフルードだらけになったので写真無し。
これ、キャリパーから外したリアパッド。水洗いして残量チェック。まだまだ使えそうなので交換なしで再利用。
これはフロントパッド。パッドの下と上では減り方にムラがある。ローターの回転方向は向かって下から上へ。交換か再利用か迷う。
これ交換予定のパッド。
新旧比較。まだ廃棄するには早いかな!?
「もったいないプロジェクト」発動(笑)
組み終えたキャリパーをガレージへ運んでバイクへ取り付け。
各部、規定トルクで取り付ける。
後はエア抜きしながらのフルード注入。これが結構手こずった。
ネットだと色々と方法があるので、どのやり方がベストなのか解らないが、一番簡単そうな”シリンジ”を使ってキャリパー側からマスターへとフルードを送る方法で試してみた。
が、内径6mmの耐油ホースをブリードバルブに差し込むも、ブカブカですぐに外れてしまう。これではいかんとすぐ様ホムセンまで行って、内径5mmのホースを購入し直した。
そして再度試してみたが、ホース自体がシリコン製なのか柔すぎてバルブからもぎ取れてしまう。仕方なしにバルブとホースの接続部をタイラップで縛った。
早速、バルブを緩めながらシリンジでフルードを送り込んでみたが、全然入っていかない。それどころか、圧に耐えかねたホースがバルブから外れてフルードを撒き散らしてしまった。慌てて散水して塗装に被害は無かったが、焦りました。
キャリパー側からの注入は諦めて、マスター側からフルードを注ぎ、ブリードバルブからシリンジでエアーを抜く作戦に変更。
しかしこの方法もシリンジに力が入ってしまい、バルブからホースが抜けてしまう。
仕方なしに地道にレバーをニギニギしてエア抜きする方法で行った。この方法だとホースは遊ばせておけるので、抜け落ちる心配もないだろう。
「レバーを4~5回ニギニギする。ギュッとレバーを握り込む。バルブを緩めてエアーを抜く。バルブを閉める。レバーから手を離す。」
この一連の動きをすること一時間半、やっとレバーに当たりが出てきた。暫く続けてフルードのみ出てくる様になったので一旦終了。まだエアーが噛んでる可能性もあるので後日、試走してチェックしてみよう。
フルードで手がベタベタになり作業内容の写真無し(-.-;)
お次はリアキャリパー。マスタータンクはリアカウルを外さないと現れない。
フロントで要領を得たので、リアはものの5分位で当たりがでた。暫く続けて完了。
清掃したピストンとパッド。少しは動きも良くなってくれるかな。
エア抜きで流れ出たフルードの量。もったいないけど廃棄。
日曜の朝から組付を行い、作業を終えたのは夕方になってしまった。エアクリと点火プラグの交換も予定していたが、それは後日に持ち越そう。
ネット情報を見よう見マネで初めてキャリパーのOHを試みたが、結構楽しんで作業ができた。工程写真を殆ど撮れなかったのが残念。
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