一昨日、房総のかずさの森へ行ってきました。
新宿区立環境学習情報センター(エコギャラリー新宿)の主催事業、
都市と農山漁村交流エコツアーです。
2年ぶりに訪ねた岩田さんの山小屋はログハウスが2棟建ち、随分、
充実していました。総勢20名で里山を散策し、間伐、薪わり、キノコ採り
などのおじさんたちには懐かしい体験をしました。
今年異常に増えているという猪を鍋にして食べるのがメインでしたが、
サプライズ・・・その日に別の猪が檻に入った!とのこと。
散策中には銃声が聞え、戻ってきたらすでに処理されていました。
もちろん、この猪鍋の肉はすでに前から調理してあったもの。
それでもあまりにタイムリーなので女性はちょっと複雑な表情?
しかし、それもつかの間のこと・・・
薪ストーブの周りに集まってみんな黙々と食べ始めました。
落ち着いたところで、ようやく賑やかな笑い声も響き渡り、
餅つきも始まりました。つきたては美味かったなー
とくに大根おろしのからみ餅はサイコ‐!猪鍋やおしるこ
(宮崎ではこれをゼンザイと言う)にも入れて食べまくりました。
いつも参加してくださる最年長の田中さん(82歳)の年季の入った
腰つきと手さばきにはまたまた感心させられました。
薪割りは子供も楽しいが、この後、大人たちがはまっていました。
腹ごなしも兼ねて、森林散策へ。霜柱も解けないくらい寒いのに、体は
ポカポカ。池には氷が張り詰めていて、その下に黒い小さな粒粒を発見しました。
ヤマアカガエルの卵でした。
さーこれから山を下りましょう・・・。
久留里街道は名水の産地。途中の造り酒屋で見学と社長の説明を聞き、
当然?試飲。当然?お土産に晩酌用飲料を購入しました。
湧き水は自由にペットボトルに汲ませてもらいました。
小櫃川はかずさの森から東京湾の盤州干潟に流れ込んでいます。
海苔漁師の金萬さんは自然保護、というより、自然共生をテーマに
アサクサノリの復活を目指してNPOを主宰しています。
NHKや目覚ましテレビの取材の合い間を縫って案内役として
来てくれました。感謝!
キレイな夕暮れの干潟。東京湾を挟んで横浜、遠くに富士山の
シルエット。上空に蚊のように見えるのが羽田へ着陸しようとしている
ジェット機。江戸時代の東京湾はこんな干潟がいたるところに
あったとか・・・。近くには不法投棄されたゴミがたくさん落ちていました。
それでも気持のいい1日を過ごした・・・よかった!と
皆さんが言ってくれたのは こちらこそ ヨカッタ!