
先達の峰岸様からの「感想」です。
---------------------------------------------
絶好の散策日和――歩きだすと少し汗ばむほどでしたが、お不動様の赤鳥居からスタートしました。
伊能忠敬にならえば、先ずは富岡八幡宮へお参りしてからということになるのでしょうが、門前町の少し華やいだ雰囲気を感じながら参道を深川公園へ。
神山様から江戸深川の町、文化など全体的なお話をいただき、演習モードに頭をきりかえて・・。
勧進相撲で賑わったという八幡様の境内――「横綱力士碑」には、つい数日前に刻まれたばかりの第69代横綱白鵬の名前がありました。日柄がよいのでしょう花嫁の艶やかな姿も見られました。
「冬木弁天堂」へは少し距離がありましたので、割愛することも考えましたが紀文、奈良茂に対して堅実に身代を守り茶の湯や絵画に理解を示し、町名に名を残す冬木氏に親しみを覚えたからでしょうか、それとも弁財天に導かれてか、つつましやかな堂宇に心が安らぐ思いをしましたが、皆様はいかがでしたでしょうか。
「霊厳寺」では定信の墓はどれか、奥まってある大きく立派な宝篋印塔ではないかとの疑問が出されたり、「雄松院」門の大きな葵の御紋については家康、奈良茂の強いつながりが推測されるとの荒川様のお話があったり、演習も後半に入ってなお熱心な話が続きました。
高田様はお手持ちの資料を示しながら、ビジュアルに説明を補足してくださり、おおいに理解を助けてくださいました。
本番では今日の演習の成果を生かして、楽しいガイドにしたいものです。
---------------------------------------------