今回で、通産6回目となりました、日独協会との共催イベント「日本文化紹介」
前回参加のドイツ人の方からのリクエストで、巻き寿司体験を実施しました。
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参加申し込み者は締切日までに定員に達しています。
スタッフ10名は11:00前に集合して、下拵えやら直前手順確認やらと、慣れて
きたとはいえ、緊張の中にも粛々と準備を進めて行きます。
会場には、お雛様も飾り付け、飾り寿司の美しい本も何冊か用意して
広げてあり、気分はすっかり春。(暖かい週末でしたね)
さて開始時間になり、お仕事の都合で涙を呑んだおひとりと迷子のおひとり
以外全員出席!の大盛況。
まずは、田中様のデモンストレーションから始まります。
・すし酢の作り方
・すし飯
・うす焼き卵 (昨年来担当させて頂いています)
・巻き寿司 (梅の花寿司、ばら寿司)
皆さん熱心にメモを取り、質問も飛び交いました。
中には絵までつけたメモを取った方もいらっしゃいました。
スタッフは、後ろでせっせとすし飯の準備を進めます。
3グループに分かれて、巻き寿司を実際に作りはじめてからは、みなさん
真剣そのもの。
ドイツ人らしい丁寧さで梅の花びら1枚づつ巻き込む方もあり、慣れない
海苔とご飯の扱いに手こずる方も方もありましたが、一番外側の海苔を
巻くころには、あちこちで歓声があがりました。
殆どのテーブルで無事に巻きあがり、切ってみるのが楽しみな段階に
達したところで、ゲスト達は、デザートの豆腐入り白玉団子のデモならびに
お団子を丸める体験に。
ここでも他スタッフは後ろで手早くお片付けと次の段階の準備。
粘土細工のように楽しいお団子作りが終了したところで、各テーブルで
いよいよ期待の太巻きを切り始めました。
花模様の1切れが出来る毎に、「キレイ!」と嬉しそうな声があがります。
巻いている時は、花の形になっているか不安なものもありましたが、
切ってみると、どこも見事な梅とバラの花盛りとなりました。
お皿に並べ、ちょっとマジカルなお吸い物とデザートも用意し、スタッフも
いれた全員で楽しい会食で、会話にも花が咲きます。
恒例の新美さんからの折り紙のお土産の説明もして頂きました。
今回は春らしい色合いの、鶴のついた橋袋と鶯の箸置きです。
20名ほどのゲストの中には、3月には日本を離れる方、当日朝に
名古屋から駈けつけた方など様々な状況だったようです。
後片付けは全員で行ったので、あっという間に片付いたような印象が
あります。
巻き簾と折り紙は、今回のお土産だったのですが、お寿司のお土産も
可能だったので、何人もの方がお持ちになりました。
お家に帰って、お友達に見せたり、あらためて眺めて楽しまれたりした
のでしょうか?
ともあれ、どの方にも非常に満足して楽しんで頂いた会になりました。
中心講師の田中様をはじめとしたスタッフは、準備会から当日の下準備、
後片付けまで駆け回りました。お疲れさまでした。
また次回も、楽しい会を開きましょう!
文責:渡辺