奉仕の心を仕事に活かそう

需要が高い介護業界のイロハについて語っています

持っておいて損がない介護のスキル

2021-02-25 09:25:39 | 転職
人生の中でなるべく持っておきたいのが、生涯働き続けられるスキル。
そこで今回は、持っておくとメリットが大きい介護のスキルや仕事の実情についてお話したいと思います。

介護は高齢化の影響で特に人材不足が深刻であり、引く手あまたな業界です。そのため介護職の経験を持っていれば、まず仕事で困ることはありません。

ただ、介護職という仕事はそう簡単な業務ではありません。価値観が違う高齢者たちと日々関わり合う中で、思わぬトラブルに見舞われることも少なくないでしょう。

ただその一方で、要介護者やご家族から直接感謝を述べられることが多いのもこの仕事の特徴です。体力的にも精神的にもタフさが求められる介護業界で多くの方が頑張っているのは、そうした奉仕の気持ち、そして感謝をもらえる喜びで続けられるといった部分が大きいでしょう。

そんな介護職は、基本的に未経験で働くことが可能ですが、高齢者の身体に直接触れる「身体介護」をする場合は、介護職員初任者研修の資格を持つ必要があります。
身体介護は介護業務の基礎であるため、介護施設に就いた場合は働きながら資格を取得することが求められるでしょう。

そしてその上の資格には、実務者研修があります。そして3年以上の実務経験を持ち、実務者研修を持っていれば、次の段階である介護福祉士にチャレンジすることが可能です。
介護福祉士の資格は国家資格であり、特に需要が高いため、持っていて損はありません。介護福祉士となれば極めて優れた技術者として認められるため、施設内でもリーダー的な役割に就くことが可能です。キャリアアップを目指す人は挑戦する価値があります。

介護の資格はまさに手に職といえるスキル。また、人の生活に寄り添う職業であるため、「人の役に立ちたい」という思いが強い方は自分らしく働くことができるはずです。そうした奉仕の志があるのならば、ぜひ介護の世界に飛び込んでみるといいでしょう。

そんな介護業界はどこも人材不足が深刻なため、新人のフォローアップに力を入れているところも少なくありません。そのため、転職活動をする際には、研修制度や資格支援制度がしっかりしているかという部分をきちんと見極めて、職先を選ぶといいでしょう。